五感がよろこぶ加茂湖畔サイクリング

十文字さんはNPO法人循環の島研究室の代表。「島内はアップダウンが多いから、電動アシストが最適です」

佐渡グリーンホテルきらくの海洋深層水足湯「潮の湯」は100円で利用できる

ここが自動車道と加茂湖畔へ向かう道との分岐点

さあ、いよいよ加茂湖畔サイクリングへ。今度は「サイクリングマップ 加茂湖コース・トキの里コース」を頼りに走る。

「頬に当たる風、逆光に輝く湖面、稲のにおいなど、サイクリングは五感すべてで感じることができます。海、山、湖、歴史遺産など、変化に富んだ見どころをもつ佐渡は、細かく見て回ってこそ魅力がわかります。山並みの中から突然海が現れる瞬間とか、ポイントとポイントを結ぶ間の風景まで見逃さないのが、自転車のいいところですね」と、「サイクリングマップ」を制作した十文字修さん。

十文字さんの言葉通りの出会いが本当にあるのだろうか。期待を胸に、湊本町通を抜けて加茂湖畔へ。時計回りで湖畔を巡る。県道をしばらく走ると椎崎温泉に到着。加茂湖を眼下にする温泉地に登場した足湯に立ち寄ってみる。佐渡グリーンホテルきらくのフロントで100円を払い、海洋深層水の足湯へ。疲れをリセットしたら、今度こそ湖畔へ。

大きな山の正体はカキの殻。恐るべし加茂湖

自転車をとめて湖畔の道を散歩しよう

途中、案内板越しに望む田園風景がのどかだ

加茂湖で作業をする人のシルエットが美しい

再び県道に出て、道の駅佐渡能楽の里で休憩

うわさの「あのソフト」は300円

今回は牛尾神社手前で曲がり、湖畔を行くことに

県道から、「能楽の里」の案内板があるポイントで右手に入ると、湖畔の道に出る。ここから再び県道に出るまでの間は、加茂湖と一体になれる絶好の場所。カキの養殖いかだが浮かぶ加茂湖の輝きと、作業をする船のシルエットは、芸術作品のように美しい。カキ殻処理場のカキの山に驚き、カキ小屋独特の造りに感心し、左手に広がる田園風景にいやされる。11月から4月のカキのシーズンには、カキ小屋でカキをむいて売っていることもあるそうだ。残念ながらシーズン外ではあったが、加茂湖らしさは存分に味わえる。

一度県道に出たら、島内唯一の道の駅で休憩。ここの隠れ名物「あのソフト」で喉をうるおすことに。地元の生乳100%のソフトクリームは、「あのソフトおいしいよ」と口コミで広がり、それが名前になってしまったとか。濃厚な味わいなのに、あと味はさっぱり。

道の駅手前から再び湖畔の道へ。ウォーキングトレイルの案内板で全体像を確認する。ここからは湖に突き出た半島など、変化に富んだ道なので、加茂湖を正面に望んで走ることも。ただし、途中砂利道や急坂があるから気をつけよう。両津郷土博物館を経由し、先端に公園と神社がある樹崎に到着。この先はクールダウン気分でのんびりと、ゴールである両津港を目指そう。国道350号と合流すればゴールまでは2km弱。

加茂湖を全身で感じた約18kmのコース。次はトキの里まで足をのばしてみたい。

湖畔では種ガキを吊るす加茂湖ならではの風景に出会える

湖畔に突き出す小さな半島の突端にある島崎弁天

佐渡島サイクリングマップ
加茂湖コース・トキの里コース

展望ポイントやトイレ、移動距離などをわかりやすく表したマップ。真野御陵・飛鳥路コースなどを紹介した国仲平野版や小木版もある。佐渡観光協会案内所でゲットしよう

ウォーミングアップは両津・湊町めぐり五感がよろこぶ加茂湖畔サイクリング

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