能の世界がもっと身近に! 見どころ別チェック

佐渡では6月は「薪能月間」として、島内各地で能が上演される。3つの見どころから、それぞれの演能の楽しみ方をご紹介。好みの演能を見つけて、いざ能舞台へ!

見どころ その1 : イヤホンガイドサービスで、能のストーリーに溶け込もう

椎崎諏訪神社能舞台では、5月3日を皮切りに、10月12日まで計6回上演される

1636年に島内初の神事能が行われた春日神社に、2006年春、羽茂・滝平地区の能舞台を移築、再建

(写真協力/佐渡文化財研究所)

初心者が能の世界に入りやすいよう、今年から「イヤホンガイドサービス」がスタートした。無料貸し出しラジオから、上演中の要所要所で解説が流れ、演目の理解を助ける。6月7日天領佐渡両津薪能(椎崎諏訪神社/両津地区)と、6月15日草苅神社(羽茂地区)薪能6月22日春日神社(相川地区)薪能公演で実施。天領佐渡両津薪能春日神社薪能では英語版も用意される。さらに天領佐渡両津薪能では、石川県立音楽堂の児玉信プロデューサーによる生解説も予定されている。

見どころ その2 : 鬼太鼓や文弥人形なども披露され、芸能の島を実感

金井能楽堂の「女たちのこころみ」ポスター

6月12日牛尾神社薪能では、能楽とともに潟上と吾潟に伝承される鬼太鼓が披露される。6月14日金井能楽堂で行われる女性愛好家による「女たちのこころみ」は、常磐座の文弥人形芝居と能の二部構成。6月15日草苅神社薪能は羽茂まつりの一環であることから、つぶろさしも舞われる。6月22日の春日神社薪能では相川音頭も披露される。

牛尾神社薪能では地元潟上の鬼太鼓が披露される(写真協力/佐渡文化財研究所)

見どころ その3 : 寺院本堂を舞台にろうそくの灯りのもと、おごそかに

世阿弥が逗留したといわれる正法寺では「ろうそく能」が行われる(写真提供/佐渡の能を識る会)

かがり火のもとで演じられる薪能が多い中、6月28日正法寺(金井地区)ではろうそくの灯りで、本堂を舞台に独特の雰囲気の能が演じられる。演者と同じ目線で見られるのも貴重な体験だ。能ならではの魅力だ。ろうそく能の前に石川県立音楽堂の児玉信プロデューサーによる[小野の小町と深草の少将]と題した講演がある。

能の世界がもっと身近に! 見どころ別チェック「だから、私は能を演じ続ける」。佐渡の愛好家に聞く6月演能スケジュール

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