四方を海に囲まれながら、標高1000メートルを超える山嶺がそびえる佐渡。山頂付近は強風と霧にもまれ、巨木、奇木の宝庫です。そんな佐渡に、新しいコースが生まれました。

1周1時間、標高差100メールの遊歩道で奇木

4本の杉が根を同じくして伸びる四天王杉。
※杉の大きさを見ていただくためにモデルさんたちに真下まで近寄ってもらいました。根が踏まれるのを防ぐため、遊歩道にはロープが張ってあります。跨いで近づくことはご遠慮下さい。

佐渡は天然杉の宝庫。しかし見に行くとなると、かなりの脚力が要求される上、自然保護のためガイド同行が原則、一部のコースは人数制限を設けています。ところが、この「大佐渡石名天然杉」は"トレッキングコース"ではなく"遊歩道"。お子様からお年寄りまで、いつでも気軽に楽しむことができます。

象牙杉は見た目通り、象牙のように湾曲した立派な枝振りが特長。遊歩道には姿形が面白い5本の杉に、昨年名前を募集。応募作の中から名前が決まりました。

地面に着いてしまった枝から根が生えて、そこからまた数メートル長い枝を伸ばしています。地を這うような枝振りの羽衣杉。

石名天然杉とは

江戸時代に金山で栄え、天領だった佐渡では、金山で精製に使う薪炭を確保するため山林も幕府が厳重に保護管理していました。明治に入って県が買い取って多くの山林が県有林となり、石名天然杉の遊歩道はその中の一部です。標高は900メートル付近で、気温は低く風が強いという、造林にはあまり適さない環境のため、製材に適さなかった杉がそのまま残っていました。樹齢はおよそ200~400年程度と見られています。

1周1時間、標高差100メールの遊歩道で奇木大佐渡石名天然杉までのルートと交通お出かけの際の注意点

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