佐渡島の概要
地形・気候・農林水産業・工芸・人口の推移など、佐渡の全体像を紹介します。
地形

佐渡島の北部は1172メートルの金北山を主峰とする大佐渡山脈、南部は645メートルの大地山を主峰とする小佐渡山脈。そしてそのふたつの山脈に挟まれるように米どころとしても知られている国仲平野が横たわっています。島の面積は855.25平方キロメートル、海岸線は280.4キロメートルで、その大きさは実に東京23区、淡路島の1.5倍、沖縄の3分の2と、離島としては日本一を誇っています。
気候

日本海上の離島のイメージとは違い、佐渡沖を流れる対馬海流の影響で冬は本土(越後)よりも1〜2度気温が高く、雪もほとんど積もりません。また、夏は逆に本土よりも1〜2度低いので、比較的過ごしやすい気候といえます。
産業
島では豊かな土壌と気候を生かし農業・林業・水産業・工芸などがおこなわれてきました。

農業・果物・酪農
農業は米作りを中心に、おけさ柿、ルレクチェ、りんごなどの果樹栽培も盛んで、佐渡産の作物は品質がよいと評判です。また酪農も古くから行なわれており、ブランド牛・佐渡牛のドンデン山での放牧風景は、見る人の心を和ませてくれます。

シイタケ栽培
佐渡はその4分の3が寒暖両系の植物分布がみられる豊かな森林に覆われています。とりわけ、ナラ原木のシイタケ栽培が盛んで、乾椎茸の生産は県内生産量の約94パーセント(年間約43トン)を占めています。

海産物
ぐるりと周辺を日本海に囲まれるこの島は海産物の宝庫。大小34の漁港を基地に海草やカニ・エビ・ブリ・イカ・マグロなど様々な種類の魚が水揚されています。また、加茂湖や真野湾で育てられるカキはやや小ぶりながら、その味には定評があります。

工芸・人間国宝
佐渡の工芸としては釜業・竹細工・蝋型鋳金・裂き織などがあげられます。とりわけ釜業は金山から出土する赤土を使った「無名異焼」が有名で窯元は約20軒。人間国宝の作家もいます。

地酒
また美味しい米と水から生まれる地酒は淡麗辛口。現在ある7つの蔵元が酒通の舌を楽しませてくれます。
人口

寛保元年(1741)の記録によると9万334人。明治5年(1872)で10万6262人。一番人口が多かった時が、第二次世界大戦後の昭和25年(1950)で12万5597人。平成17年の国勢調査では6万7384人となり、過疎化の現象は佐渡も例外ではありません。
