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2023.07.11

佐渡産の食材を使ったクラフトビール「クッチーナ」【佐渡市ふるさと納税】

佐渡市金井地区でイタリアンを中心に営業しているクッチーナ。オーナの長岡さんがコロナ禍に取り組みはじめ、新たな佐渡の特産品として人気となったクラフトビールについてお話を伺ってきました。

キッカケ

2020年に新型コロナウイルスが全国的に流行し、佐渡市の飲食店も影響を受けました。そんな中、「お店で待っているだけでなく、外販していけるものをつくりたい」と思い、自身も好きな“ビール”の製造を始めることにしました。2013年の開店以来、イタリアンのほかにも様々な料理をつくってきた長岡さんでしたが、ビール製造の経験はなく、はるばる島根県の職人のもとを訪れビール製造の技術を学びました。その後もお店の営業の傍ら、独学で海外の製造方法などを学び試行錯誤を繰り返したそうです。週に1度のお休みもビールの製造を行っており、「今となってはビールづくりに追われる日々」と話すほど人気を集め、ビールづくりに没頭しています。また、製造工程で出たビール粕を佐渡牛の飼料に提供するなど、環境に配慮した取り組みにも力を入れています。

「佐渡海洋深層水」×「佐渡産」

ビールの原材料の90%以上は「水」でできており、長岡さんのつくるビールは「佐渡海洋深層水」を使用しています。佐渡の沖合332mから取水する海洋深層水は、海外の水に近い硬度のため、ビールの本場ヨーロッパに似た味わいに仕上がるそうです。佐渡海洋深層水のほかにも「佐渡産の食材」を数多く使用しており、“市の花”である「カンゾウ」のつぼみを使用したビールや、佐渡産のブランドいちご「越後姫」を使用したフルーツビールなどを開発しました。事業着手からこれまで8種類のビールが商品化されましたが、その中でも味に自信をのぞかせるのが“ジャパンビアアワード”を受賞した「インディア・ペールエール(IPA)」です。苦みと香りが強いのが特徴で、パッケージには佐渡の伝統芸能である“鬼太鼓”のデザインがされています。これらの商品は、お店(クッチーナ)、佐渡島内のホテル(相川地区)のほかに、新潟県内でも流通しています。

「まだまだつくりたい!」

今後の抱負を伺うと、「今の製造量の3~4倍はつくりたい」「島内の事業者とコラボして麹などを使用したビールにも挑戦したい」と語ってくれました。

佐渡の地ビールSado Land Beer6本詰め合わせセット

寄付金額:11,000円

長岡幸一 (ながおかこういち)

クッチーナ オーナー

1977年 佐渡市金井地区生まれ
2013年に飲食店「クッチーナ」開店。
2020年からクラフトビールの製造をはじめ、これまでに8種類のビールを開発。

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