ワーケーションで島ならではのリラックス効果を!

佐渡観光交流機構事業本部 鈴木恵美

ネットで佐渡の観光地を調べようとすると真っ先に出てくる「さど観光ナビ」
この「さど観光ナビ」を運営しているのが佐渡観光交流機構です。
佐渡島に移住した私も観光で訪れていた時にはお世話になりました。
今回はこの佐渡観光交流機構が行っているワーケーションを含む観光事業の取り組みを、佐渡観光交流機構事業本部の鈴木恵美さんにお聞きしてきました。

鈴木さん、佐渡観光交流機構とはどう言ったものなのかお聞きします。

佐渡観光交流機構は平成30年に、佐渡観光協会と佐渡地域観光交流ネットワークがグリーンツーリズムの推進を行う団体として合併し、官公庁が登録する観光地域づくり法人(DMO)として発足したものになります。

地域の人たちの要望を聴きながら、それを商品化して売っていくような、そう言ったビジネス的に佐渡観光を推進していく目的で活動しています。

佐渡の島特有の商品は魅力的ですが、観光で訪れる人に色々なプランを用意しているのも佐渡観光交流機構さんですよね?

はい。観光案内所などの運営はもちろんですけどその他に、体験商品の販売を行ってます。
例えば、「サドベンチャー!」と言うサイトがありまして、佐渡ならではの様々な体験が出来るものがあります。
佐渡の漁師さんと牡蠣の殻むき体験して料理を味わうとか、藁細工をハンドメイドで楽しむプランとか、佐渡ならではの体験を集めて販売してます。

旅行業にも力を入れているんですよね。佐渡の大きなイベントから小さなものにまで関わられていると聞いてます。

佐渡に旅行に来られる方のニーズに合わせた旅行プランも立てています。最近は地域作りの一環として、相川地区を中心に世界遺産登録に向けた観光地域作りにも力を入れています。
相川車座と言う団体を中心に、佐渡に来られたお客様にそこに滞在してもらい、リアルな佐渡の生活体験もしてもらってます。
※相川車座とは相川の若手商工会「あきんど会」のメンバーを中心に、佐渡市、佐渡観光交流機構、新潟日報社、NOTEの4社がタッグを組んで立ち上げた地域活性化プロジェクト

私もよく利用させてもらっていたのですけど、ネットで確認出来る「さど観光ナビ」は見やすくて便利ですね。

さど観光ナビは多くの方に利用してもらってます。そちらと合わせて先ほども話した「サドベンチャー!」も好評です。

「サドベンチャー!」も今見せさせてもらったら、季節に応じた様々なプランがあって面白いですね。

あともう一つ、佐渡におけるワーケーションに関わる事も紹介したいのですけど、「さどまる倶楽部」という会員制度がありまして、こちらはアプリから入会する事ができます。
元々、佐渡準市民制度というものがあってですね、佐渡に縁のある方や佐渡に関心のある方が加入して、佐渡活性化のための応援をしていただく制度だったんです。
それが「さどまる倶楽部」という形で10年以上運用していて、今ではアプリを入れれば誰でも入会できるようになっています。
そのアプリの中にはお得なクーポンなどもあります。
佐渡汽船や宿泊施設の割引もあって、佐渡への渡航がお得になるというのはもちろん、お店のお買い物やドリンクサービスとか、うまく使ってもらえると便利ですよ。

私は現在は佐渡市民ですけど、友人が佐渡に来る時にはアプリを使うとお得だよとお勧めしておきますね
でもそれって、観光だけではなくビジネスで佐渡を何度も利用する人もお得ですね。

はい。実際仕事で佐渡に来られる方も利用されているようです。滞在期間が決まっているビジネスマンの方には利用しやすいと思います。
あとアプリから佐渡のお役立ち情報などにもアクセスできるので、そういうものも一緒に活用してもらえると、仕事の合間の佐渡の観光に役に立ちます。

ビジネスマンと言うと、佐渡の観光と合わせてちょっと仕事を合間にこなそうって形があると思うのですけど、そう言ったニーズは増えていますか?

大手のホテルにお話を聞いてみると、結構ワーケーションをするお客様が増えていると聞きます。Wi-Fiとかコンセントのあるテーブルなどその為のスペースを作っているホテルも増えています。

ビジネスマンの方などに対する佐渡観光交流機構としてワーケーションへの取り組みは行っていますか?

そうですね。企業研修に向けた取り組みというものに力を入れている部分があります。
2021年に佐渡はグリーン・デスティネーションズ(持続可能な観光の国際的な認証団体)のトップ100に選ばれてます。
その中で中心となるストーリーはトキとトキを守る田んぼだったり、農業の取り組み、そしてそれを支援する地域の協力だったんです。
そう言った佐渡の良いところを、企業やビジネスマンの方々に知ってもらって、佐渡との関係性の発展へと繋げていければと考えました。

なるほど、グリーン・デスティネーションズは2021年の話ですから、そこから色々と試しているわけですね。

はい。面白い試みとして、佐渡には「鼓童」と言う世界で活躍する太鼓芸能集団の拠点があります。そこには和太鼓を実際に打って体験できる施設(たたこう館)があります。
たたこう館の「太鼓体験で楽しく健康づくり」がヘルスツーリズム認証というものを取得しており、現在はここでモニターツアーなども予定しています。
ビジネスマンの方に限った話ではないですけど、体を動かしながらリラックス出来るものが、良い体験となるかと思ってます。

私も佐渡に移住してから、たたこう館で太鼓を体験させてもらった事があります。丁寧に初めての人でも叩けるように教えてくれたり、実際に太鼓を打ってみると気持ち良いんですよね。
これは是非佐渡にくるビジネスマンに体験してほしいですね。たたこう館にもコーヒーを飲みながら、ゆったりと日本海を眺められるワークスペースがありますね。

佐渡に仕事で来る方にも、佐渡の様々な施設を利用してもらって、そこから佐渡の自然と文化を実際に体験してもらい、良い印象で過ごしてもらえれば嬉しいです。

佐渡で体験できた事を、本土に帰った時に友人や家族に話してもらって、また関係人口が増えると嬉しいですね。

令和の時代になっても、日本人は特に仕事の時間に追われる事も多く、出張先でリラックスなんてなかなか出来ないかもしれませんが、我々がそう言った方々の仕事の仕方に少しでもゆとりが持てる後押しができると良いと思ってます。

最後に佐渡観光交流機構は、今回のお話のような取り組みを行い続ける事によって、これからの佐渡はどのようになっていくと感じてますか?

今は観光って個人型に変わっていて、様々な目的の人が各々違った考え方で佐渡に来ていただいている感じです。
佐渡としても今までの家族型の旅行だけではなく、個人でも楽しめるプランをご用意し、その個々がリピーターになり、また継続して佐渡を支援してもらえるお客様になっていただけるような未来を目指したいです。
佐渡観光交流機構が来島者の満足度を満たす事で、佐渡は今後より注目度が上がり日本を代表する離島になれると思っています。

今回お話を聞いた鈴木さんは、生まれた時から佐渡島にいる方ではなく私と同じ関東出身でした。
でも、他県から島に移住した鈴木さんだからこそ見える佐渡の魅力。
その知見を活かし、佐渡の観光をより発展させていってくれるだろうと思えました。

佐渡観光交流機構は経営理念に「私たちは佐渡の文化、歴史、その風土から生まれた先人の知恵や地域の声を活かし、佐渡全体を観光地として経営する視点を持って、佐渡の明るい未来を想像し、地域の地駅のためのプラットフォームをなる活動をしてまいります。」
と言われてます。

佐渡の未来に対し、佐渡観光交流機構が行っている活動は、佐渡観光の入り口から出口まで、佐渡に関わる多くの方が利用するものです。
この仕組みがより充実し、佐渡の未来に繋がっていく事を期待します。
佐渡に移住し関わりを深く持った私としても、その働きを応援しながら見続けていきたいと思います。

インタビュアー
株式会社Tomody 佐渡支店長
坂元 竜一

2022年11月に佐渡市に移住
同年佐渡のサイクルイベントに2度出場し、佐渡の自然と離島ならではの土地に魅力を感じて栃木県足利市から佐渡市に移住する。
東京都水道橋に本社を構える映像配信プラットフォームベンチャー企業である株式会社Tomodyの佐渡支店「StudioKURA」の管理・運営を任される。
佐渡では映像配信スタジオ運営と、佐渡に関する事を取材し、記事や動画にしながら活動している。
ガジェット紹介系YouTuber 「UZUMAX」としての活動も継続中!

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