寒い冬に行きたくなる！相川の温泉宿特集

冬の相川は「厳しい寒さ」や「強風」などのイメージを持たれている方がいるかもしれません。しかし、そんな寒さの中、日本海の絶景を目の前に入る温泉は至上の喜びを感じることができます。今回の記事では、寒い冬にピッタリの相川の温泉宿を特集いたします。
「寒い冬だからこそ、思わず浸かりたくなる」そんな相川の温泉宿を3つご紹介。これから佐渡旅行を検討している方、ぜひ一読ください！
※ 今回紹介させて頂く、3つの宿は全て宿泊者のみ入浴可能。日帰り入浴は受け付けておりません。

前身である「料亭 阿づ満」が1925年に金山の町、現在の佐渡市相川羽田町で生まれたのが、この宿の始まり。佐渡北部山系中最も西に位置することから「夕陽にいちばん近い宿」として親しまれています。相川長手岬温泉を使用した大浴場の露天風呂からは「日本の夕陽百選」である七浦海岸に沈む夕陽を見ながら、温泉に浸かることが出来ます。

また、筆者が取材をさせて頂いた中で、最も魅力的だったのは「露天風呂付きオーシャンテラス」玄関ドアを開けた瞬間に広がる光景は、取材中であるにも関わらず「うわー！」と心の声が外に漏れてしまうほどでした。そして、部屋 から眺めると、窓枠が“まるで絵のキャンバス”のよう、日本海の美しい風景が組み合わさった瞬間に一枚の絵画が完成するような感覚に 包まれます。相川に来た方には、ぜひ泊まって頂きたいお部屋の一つです。

1999年に相川の景勝地・春日崎にオープンした和風宿。肌に優しい泉質で評判の“相川温泉”を使用した大浴場と宿の全客室からは、美しい日本海の絶景と沖に灯る“いさり火”を見ることができます。

「料理がもてなす宿」をモットーに、漁師から直接仕入れる魚介をはじめ、地元産のお米、季節の野菜を使った料理を提供しているのも魅力のひとつ。特に農作物に関しては、厳選農家の有機米、自家栽培の農薬不使用野菜、また天然醸造調味料を使用しており、“健康意識が高い人”には特におすすめの宿です。
また、取材時に、女将さんから佐渡島沖、水深330mから汲み上げられる“佐渡海洋深層水”を使った「釜塩」を頂きました。「このお塩は普通のお塩と比べて、ミネラルが本当に豊富で免疫力を高めてくれるのよ。」と穏やかな口調で、釜塩の魅力を教えてくれました。
そんな親切な女将さんと佐渡産の安心、安全な食材を使用している「いさりびの宿　道遊」で非日常のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか？
※夕陽といさり火は季節や天候などによってご覧になれない場合もあります。

1964年に開業した相川が誇る、老舗の宿。相川の景勝地・春日崎に所在し、ホテルの全ての部屋からは美しい日本海の絶景を楽しむことができます。

筋肉痛や冷え性などに効果がある“春日崎温泉”を使用した露天温泉からは、青く光り輝く、美しい日本海を見ることができるのもさることながら、サウナも併設されているので、外気浴時には、美しい日本海の絶景を目の前に“ととのう”ことが出来ます。実はこの宿、2023年にリニューアルオープンし、新たに「水のテラス」と「温泉露天風呂付きプレミアムスイートルーム」などが誕生。
「水のテラス」では、足湯に浸かりながら、日本海に沈んでいく夕陽を楽しむことができ、「プレミアムスイートルーム」では温泉露天風呂に浸かったり、テラスにあるベッドで寛いだりしながら、日本海の絶景を楽しむことができます。
そして今回特別に「水のテラスの足湯」を体験させて頂きました。水盤の向こう側に見える日本海をぼんやり眺めながら、足湯に浸かり、とてもリラックスできました。また温泉を使用した足湯なので、終了後は足がとてもポカポカになり、足湯に浸かる前よりも格段に足が軽くなりました。残念ながら、取材にお伺いした時間が日中だったため、夕陽を見ながら足湯に浸かることは出来ませんでしたが、みなさまはぜひ夕陽の時間を狙って「水のテラスの足湯」に入ってみてください。旅の思い出になること間違いなしです！

いかがでしたか？これから相川に来ようと思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。