寒い冬に行きたくなる！相川のオススメの飲食店

明けましておめでとうございます。2024年が始まりましたね。
新年早々、震災のニュースなど、胸が痛くなるような出来事が多数起こっていますが読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか？
ちなみに、相川地区も揺れましたが、特に大きな被害はなく震災後も変わらぬ日常を過ごしております。ですので、「今行っても震災の影響はないかな？」と心配されている方もいるかと思いますが、特に影響はなく通常通りの観光ができますので、ご安心ください。
今回の企画では「寒い冬に行きたくなる！相川の飲食店」を紹介いたします！
冬の佐渡、相川と言えば「寒い」「波が高い」などマイナスなイメージを持たれる方が多いかと思います。しかし、そんな寒い冬にこそ、行きたくなる飲食店が相川にはあります。
「これから相川観光に行こうと思っている」という方はぜひ最後までご覧になってみてください！

東京で12年間、料理の修行をされていた店主が営んでいる居酒屋。
店名の「ちゃらくらげぇ」は佐渡弁で「いいかげん」を意味する言葉です。店主である、川岡さんは東京から佐渡に帰ってきた時に、東京の飲み屋街が好きだったので「自分が楽しむには自分で作るしかない！」と考え、「ちゃらくらげぇ」を開店。最初はイタリアンや和食など、なんでも揃っているお店を営んでいましたが、観光客からのニーズに応えるために、地元の旬の魚やお肉などを炭火焼で提供することをメインとした「炙り屋　ちゃらくらげぇ」にリニューアルオープン。現在まで観光客、地域住民から愛されるお店として親しまれています。ちなみに筆者も、地域の会合などが行われる際に、よく利用させて頂いています。

冬に旬を迎える料理と佐渡の地酒を求め、お店へ。数あるメニューの中から、店主さんイチオシで、地元民・観光客から人気がある今が旬の【佐渡産メバルの一夜干】と新酒の【純米酒・風和】を頂きました。
メバルの一夜干は身がプリプリとしていて、噛めば噛むほど味わい深く、炭火で焼いているので旨味が逃げないのが特徴です。
また日本酒と、とても合うので、酒の肴として食べて頂くのがオススメの食べ方です！

メバルと聞くと、身が黒いのを想像する方がいるかと思いますが、ちゃらくらげぇで使用しているのは“ウスメバル”という種類で、身が赤いのが特徴。佐渡では“タカナバチメ”という言い方で親しまれています。

風和は純米酒なので、スッキリとした味わいが特徴のお酒です。日本酒が苦手な方でも、抵抗なく飲むことができると思います。ちなみに、【純米酒・風和】を製造している加藤酒造店は、あまり島外にお酒を流通していない酒造店として佐渡では有名です。ですので、佐渡に来てから、どの日本酒を飲もうか迷われている方は、ぜひ加藤酒造店の日本酒を飲んでみてください。

ちなみにカウンター席に座ると、店主が目の前で地魚を焼いてくれるのでオススメです！ちゃらくらげぇの地魚とお酒で身も心もポカポカになってみてはいかがでしょうか？

昭和43年から営業している相川の老舗店。
3回の移転を繰り返し、現在の場所で平成元年から営業を開始。うどんや蕎麦は、全て自家製の麺を使用しており、地域住民からも長年愛されるお店です。お値段は390円〜790円（大盛りの場合を除く）で食べられ、とてもリーズナブルです。席は、カウンター席とテーブル席、小上がり席があり、お一人からご家族まで、老若男女どんな方でも楽しむことができます。

寒い時期になると食べたくなる“鍋焼きうどん”。実は、とみでは10月〜3月までの冬季限定メニューとなっています。お店の方によると、やはり寒さが増してくると、注文率が上がり、人気メニューに。蓋を開けた瞬間に、放たれる湯気とダシの香りがより一層食欲をそそります。うどんの上には、海老天やネギなどが乗っており、うどんとの相性は抜群！お好みで七味唐辛子を加えると、辛味が良いアクセントになるのでオススメです。

昭和33年に創業した、相川のランドマーク的存在の昭和レトロを感じさせる喫茶店です。
厳選した豆を使用したコーヒーは、ブレンドや産地銘柄のほか、アイリッシュコーヒーなど約30種類の品揃え。アップルパイなどケーキ類もとても人気です。ちなみに、筆者のオススメは「昔ながらの昭和プリン」！少し硬めの食感が好きな方には、ピッタリのプリンです。

カトレアのカプチーノは写真の通り、シナモンスティックが一緒に付いてきます。表面には、シナモンパウダーがまぶしてあり、ほんのりスパイシーで温かみのある香りが漂ってきます。苦味の中にもまろやかな甘さを感じさせ、口当たりがとても滑らかなのが特徴で、真冬の寒い時にカトレアで飲むカプチーノは、身も心もポカポカにさせてくれます。またノスタルジックな雰囲気の店内なので、現代から一昔前の時代にタイムスリップしたような感覚に包まれるのも、カトレアの魅力のひとつです。店内の内装とカプチーノを合わせて写真を撮れば、インスタ映えすること間違いなし！

※ HPに記載している営業時間から上記に変更になっています

寒い夜は人の温もりを感じたくなりませんか？そんな時にオススメなのが佐渡では唯一、朝5時まで営業している【SPORTS BAR SUSHIKA】
オーナーの原田光さんは「佐渡で誰もやってないことをやれるお店にしたい」とよく話されており、とにかく面白いことを次々と実現している、相川イチ活気のある場所と言っても過言ではありません！最近では、佐渡で初めてシーシャ（水タバコ）を導入し、佐渡の若者の間で話題になっています。またカラオケやダーツもあるので、相川に泊まりに来て、「朝まで楽しみたい！」という方にはオススメのお店です！ちなみに筆者が訪れた日は、地元の方々がダーツをしに遊びに来ていました！お酒を飲みながら、ダーツなどを通して地元の方々と交流すれば、超ローカルな相川観光の情報を手に入れることができるかもしれません！

そんな場所で先日、相川在住の方が開かれた「ウイスキー飲み比べイベント」があったので参加してきました！店内に入ると、樽の上に4本のウイスキーボトルが並んでおり、飲み方は、ロック・ハイボール・ストレートから自由に選ぶことが出来ます。ちなみに4本とも全て、参加者の一人の方が、こだわり抜いて選んだウイスキーです。
参加者の方に、今回参加した理由について聞いてみると、最も多く挙げられたのが「佐渡の酒屋では飲めないウイスキーが飲める」という理由でした。
佐渡は離島なので、流通が乏しいという側面がありますが、その側面を逆に活かすことで価値になり、そして、そこに人が集まる。とても有意義なイベントだと感じました。参加者一人一人の個性が強く、とても面白い人たちが集まっているイベントでしたので、「佐渡で人脈を広げたい」「佐渡で多くの人と交流したい」と思っている旅行者の方にとてもオススメです！

SUSHIKAではこのようなイベントが時々行われているので、ぜひ相川に泊まられる際は足を運んでみてください！運が良ければ、イベントに参加できるかもしれません。相川の方はフレンドリーな方が多いので、すぐに仲良くなれると思います！

いかがでしたか？冬の相川の飲食店を堪能して、更に相川観光を楽しんで頂けたら幸いです！