佐渡島の自然の魅力を存分に味わえるチームビルディングという考え方

INSIGHT LAB株式会社 遠山功CEO

データ分析で日本経済を支え企業や会社のDXを支援しているINSIGHT LAB株式会社 遠山功CEOを佐渡のスタジオにお招きしました。
今回は私自身とても興味があった会社の立ち上げの話、そして佐渡におけるビジネスに関してお話しいただきました。

最初に、貴社の事業内容をお伺いします

「ビッグデータを活用して豊かな社会を作る」というミッションの元、世の中にある企業が持っている様々なデータを活用し分析したりAIを活用したりして各企業の成長につながるようなシステム開発をしている会社になります。

従業員は現在何名くらいいるのですか。

現在は100名を超えたところです。
拠点は東京本社で約8割ほどですね。それ以外に新潟、札幌、栃木、大阪、沖縄など今はかなり広く展開しています。

会社を立ち上げたのはいつなのでしょうか。

2005年に私が一人で立ち上げました。その時は私は27才だったのですが、その頃もビックデータを扱う仕事をしていたんです。
タバコメーカーのマルボロ。わかりますか?
その運営元の会社から委託を受けて、データを収集しながら顧客数の増やし方や売り上げの伸ばし方などのコンサルと、システム構築全般を行ってました。

面白いですね。タバコの顧客を増やす方法に興味があります。タバコは二十歳からなど年齢条件もあるしなかなか大変だったのではないですか?

まさにそこで、二十歳未満の方に買わせるわけにはいかないわけです。
なので、吸っていない人を吸わせるのではなく、すでに吸っている人を更に吸わせる方法を考えたんです。
どういう属性のどういう人達がマルボロを好きなのか。
まずはイメージを固め、それをブランド化する。
ブランド化してから顧客データを集めるんですけど、そこでキャンペーン展開するんですよ。
アンケートでタバコのカートンを10個集めて応募するとプレゼントが当たるとか。
それでアンケート情報を集めるのですが、応募者はプレゼントが欲しいので情報は正確なものを書いてもらえます。
その中にはもちろん薄い情報もあるけど、それらを集め分析する事によって、色々な事がわかるんです。
そのような事を続けているうちにデータって色々なところにあると気付きこれは大きな仕事になると確信しました。
そこで独立して、様々な企業のデータを扱う現在のINSIGHT LAB株式会社が出来上がりました。

現在佐渡は多くのIT事業社を受け入れていたり、観光施設にワーケーションスペースを設けたりしていて、新しい動きを感じているんです。
その辺りは遠山CEOはどのように思われてますか。

二つ軸があると思うんです。
一つは、先ほど話していたデータ分析。こういった仕事は場所にとらわれず仕事ができます。なのでリラックスしながら仕事ができる場所が増えるのは良いことだと思います。

もう一つは、私は起業家が交流できるようなグループに入っているのですが、そこでリトリートというのを私が企画して佐渡市に相談しながら7月に行ったんです。

※リトリートとは、仕事や生活から離れた非日常的な場所で自分と向き合い、心と身体をリラックスさせるためにゆったりと時間を過ごす新しい旅のスタイル。

2泊3日で行いましたが、その中で佐渡の自然を感じながら気持ちをリフレッシュし、新しいビジネスや経営の事を考える時間を作れました。
起業家ってほら、新しい事、今までに無かったことをやってみたいって人ばかりだから(笑)
佐渡の綺麗な海・山を眺めながらの環境は良かったですね。

私も佐渡に移住して1年ほどになりますけど、リモートワークするには素晴らしい環境だと感じてます。人の繋がりも良いし、大きな島で自然も素晴らしい。
冬の雨と風はなかなかなものがありますけど

佐渡の課題って明白だなと思っているんです。
海を渡らないと来れない。
船だと片道2時間30分ほどかかるカーフェリーで大人最安2000円くらいからで、1時間で渡れるジェットフォイルだと7000円くらい。
やはりハードルが高いなって感じるんです。
例えば同じ新潟でも、長岡市とか三条市とかもワーケーション施設も増えてますし、その辺りなら気軽に行って帰って来れる。

そうですね。
私は月に1度は関東に帰っていますが、やはり船の時間を気にしながら移動しているので、そこが大変な時もあります。特に冬は船が減ってしまうので、より移動がシビアになります。

佐渡はヘビーユーザーを大事にするのがいいんじゃないかと思います。
島に渡るのに時間とお金をかける勇気がいる中、それでも来てくれる方は大事だと思うんです。
そういう意味では蔵をサウナにして人気のホステルパーチなんて面白いですよね。
宿泊だけではなく、事を体験できる場所。更にそのまま寝るだけでなく、バーで歓談したり、Wi-Fiがある広いワークスペースもあって、上手く連動してます。

正直1週間の休日があるとなると、佐渡はなかなか選択肢に出て来ないと思うんです。
楽なところを選択すると思います。なんでも揃っているような場所ですね。
ただ佐渡って来てみると、自然に囲まれた形で中心にお店が揃っているし、必要なものは手に入る。
「全然不自由しないじゃん」となるんですよ

そう言えば先日ロードバイクで佐渡を回ったそうですね。私もロードバイクに乗るので興味あります。

8人で130kmをロードバイクで走りました。
ロードバイク経験者は2人だけだったんですけど、ちゃんとみんな完走しました。
やはり1つの目的があると言うのはいいですね。
佐渡の道は走りやすいので気に入りました。
信号は少ないし、横目に海を眺め続けながら程よいアップダウンがあって。
1つ1つが記憶に残るポイントがあって、また走りたいって気持ちになります。

また、ロードバイク以外にも、私が所属する「EO(Entrepreneurs' Organization)起業家機構」のメンバーにロードバイク以外のコンテンツで参加してもらうのも良いと思ってます。
佐渡には魅力的な宿泊施設も多いし、お酒が飲めるお店が大好きな起業家も多いので。
そういった形で、メンバーの個性を活かしながら取り組むチームビルディングも大いにアリなのではないかと感じてます。

佐渡の自然環境やお店などを活かしてのチーム作りって面白いアイディアですね。
遠山CEOにはぜひ2024年のロングライドにも参加していただきたいです。

もちろん参加するつもりです。
もうすでに仲間にも連絡しているので、ロングライド楽しみにしてますよ。

佐渡のロングライドは私もご一緒できれば嬉しいです。
最後の質問です。
遠山CEOは佐渡に参入して本格的に活動されると思うのですが、この先のビジョンみたいなものを語っていただいてもいいですか。

佐渡には昔からある日本の文化がまだまだ残ってます。
その日本の歴史を感じられる場所と、僕らの最先端テクノロジーを融合するような、新しい日本文化、テクノロジーアイランド・・・
いや、ちょっと恥ずかしいな(笑)

そういったきっかけを作りたいなと考えてます。

様々な企業の情報を扱うINSIGHT LAB株式会社 遠山CEO。
佐渡を気に入ってくれていて今回はお忙しい中、インタビューにご協力していただきました。
直接お話をすると、話しやすく何を質問しても明確に即回答をしてもらえました。
また、遠山CEO自身が佐渡をとても楽しんでいるという事も、お話からよく伝わって来ました。

佐渡の事が好きになって移住した私にとっても、遠山CEOがインタビュー中に語っていたチームビルディングに関する佐渡での交流で、島の関係人口が増えるのがとても楽しみになりました。

インタビュアー
株式会社Tomody 佐渡支店長
坂元 竜一

2022年11月に佐渡市に移住
同年佐渡のサイクルイベントに2度出場し、佐渡の自然と離島ならではの土地に魅力を感じて栃木県足利市から佐渡市に移住する。
東京都水道橋に本社を構える映像配信プラットフォームベンチャー企業である株式会社Tomodyの佐渡支店「StudioKURA」の管理・運営を任される。
佐渡では映像配信スタジオ運営と、佐渡に関する事を取材し、記事や動画にしながら活動している。
ガジェット紹介系YouTuber 「UZUMAX」としての活動も継続中!

SHARE
  1. TOP
  2. 特集記事
  3. 佐渡島の自然の魅力を存分に味わえるチームビルディングという考え方
佐渡ワーケーション 佐渡ワーケーション

ご質問・ご相談はメールフォーム、またはお電話にて承っております。

佐渡市地域振興部 移住交流推進課 TEL.0259-67-7153 or SPL内移住窓口番号
(お電話受付時間 9:00~17:00)