佐渡島で様々な人が繋がるゲストハウス!佐渡の魅力を世界へ発信

日本ワーケーション協会 公認ワーケーションコンシェルジュ 伊藤渉

蔵サウナが大人気の佐渡のゲストハウス「ホステルパーチ」
佐渡島の外から観光で来る方だけではなく、島民も多く使う人気の場所です。
1階にはおしゃれなカフェバーが入り口付近に構え、広く寛げるダイニングスペース、打ち合わせなどが出来るスペースなどがあります。
2階が宿泊用の部屋と、仕事が出来るワーキングスペースが広く設けられています。
今回はオーナーの伊藤さんにゲストハウスの事と、佐渡におけるワーケーションというものについてお話を伺ってきました。

『ホステルパーチとは』

早速ですが伊藤さんがパーチを作ろうと思ったきっかけはなんだったんですか?

私は元々、佐渡出身で実家の飲食の手伝いを10年ほどやっていたんです。
その頃から独立して商売をしたいという気持ちがありました。
その中でやりたい事として出てきた答えが宿泊だったんです。
スタートした当時は、佐渡には1泊2食つきがスタンダードで、食事なしのゲストハウススタイルがまだ無かったんですよ。
それで色々と調べながら続けていて、今のスタイルになったんです。

パーチのコワーキングスペースは私も何度か利用させてもらってます。
2階のかなり広いスペースに必要なコンセントやモニターが備え付けられていて、空間が広く開放感があって仕事が捗ります。
パーチは宿泊施設としてだけでなく、イベント関係もやられてますよね。

今は「トキと酒」というチームを作って、イベント出展などもしています。
その中で出展者を募ったり、アースセレブレーションに出たりとかしているんですけど、それもワーケーションだと思ってます。
実際にその場所に行って出店して仕事して、それ以外の時間はプライベートを楽しむ。
ワーケーションってIT界隈だけでなく、色々な方が利用できるものだと思ってます。

私はたまたま、2023年10月21日に開催された東日本橋にあるカフェバー併設のホステルCITANの1Fと地下ダイニングスペース東京で開催された「トキと酒」に顔を出してきたのですが、来場者がお店いっぱいにいて、とても賑わってましたね。
佐渡の人と、佐渡に関心のある人の集まりでしたが、その熱量に圧倒されました。

『日本ワーケーション協会公認ワーケーションコンシェルジュとしての活動』

そう言えば、伊藤さんは『日本ワーケーション協会公認ワーケーションコンシェルジュ』としても活動してますよね?
それはどのような事をされているんですか?
※ワーケーションコンシェルジュ制度とは、ワーケーション普及並びに、リモートワークやワーケーションを次世代のワーク&ライフスタイルに定着させることを目指す、一般社団法人日本ワーケーション協会が認定する制度です。

今年度は渋谷キューズにて主催のイベントがあり、それに参加しました。
その時には新潟県の妙高、糸魚川、南魚沼、佐渡4つのエリアからそれぞれ代表が発表していくと言うもので、私は佐渡の話をさせていただきました。
私はそこで自分の仕事の紹介をしただけみたいになってしまいました(笑)
団体受け入れをずっとやっているわけではないので、やはり自分がメインで行なっている仕事の話が中心になってしまいましたね。

仕事の話と言っても、伊藤さんが行っている宿泊とサウナとworkの受け入れや、「トキと酒」のような佐渡島の食・文化を発信するイベントなど佐渡の魅力を、広く伝えているのは素晴らしい活動ですよ。

『現在の佐渡の観光と魅力について想うこと』

佐渡のゲストハウスを営む立場で佐渡の観光の魅力や課題というのはどのように感じてますか?

海に山など自然豊かでありながら、病院やスーパーなども充実していて生活しやすい大きな島なので、魅力はたくさんあると感じてます。
ただその中に課題もあると思っていて、まず思いつくのがキャッシュレス支払いですね。
現在佐渡では、スーパーや飲食店でキャッシュレス支払いが出来るところは多くなったと思います。
これがもっと島全体的に広まると、島外から来る方は佐渡での過ごし方に不安がなくなるのでは無いかなと思います。

島のPRもまだまだ頑張れる部分はあると感じてます。
今は日本全国で観光地のインバウンドが話題になってますよね。
だけど広い新潟県内においては、魅力的な観光の場所が点在していて、その繋がりをもっと活かせるのではないかと感じています。
やはりそれぞれの観光ポイントが点ではなく、新潟県全体を見てそれぞれが繋がる、線としての見せ方が重要になるのでは無いかと思ってます。

今のお話とはちょっとズレるかも知れませんが、佐渡移住した私の目から見ると、ここパーチは島の中・外に限らず多くの方が利用する人気の宿だなって思っているのですが、その中でもリピートに繋げる難しさなどあるのでしょうか?

島の外から来る方に関しては、佐渡に来るのにやはり乗り物を最低でも3つ以上使わないといけないのが、大変だとは感じてます。

仮に東京からだと、電車、新幹線、バス、船、バス(レンタカー)みたいな感じですよね。
気軽に旅行したい人にとっては、船がやはり一つの壁のように感じますね。

でも、そこをしっかり乗り継いで島に来られると、お店は必要なものは揃っているし、コンビニもあるしインターネットも繋がるお店も多い。
大きな島だからこそ、安心して観光を楽しめると思ってます。
そして、個人の飲食店などは人との距離感が近いから、現地の人とお話しするのは楽しみやすいと思うんですよ。
あくまで私の見ている範囲ですが、女性の一人旅もよく見かけていて、地元の人と週末に釣りに出かけるのを楽しみにしているようなお話を聞いた事もあります。
佐渡を良い形で楽しんでるなぁって、宿のオーナーとして嬉しくなります。

私も移住するまでは佐渡島って、こんなに大きな島だと思っていなくて、島の中央には人も多くお店も多いのに驚かされました。
それでいて、中心から離れると人口密度も減り、しっかり島っぽくなるのが面白い。

そう言った意味では観光とワーケーションもそうですけど、ある一定のプランをしっかり作って見せていくのが大事だと思ってます。
インターネットに出ている情報もまだまだ少ないと感じてます。
あと、情報の見せ方も大事だと思ってます。観光を中心として見せるのか?移住交流を見せるのか?その情報で同じようなものが、度々出てきて分かりにくいなって思います。

移住交流と言えば昨年取材したご夫婦がいて、パーチを利用されていましたね。

はい。そのご夫婦は佐渡を大変気に入ってくれていました。
お子さんがまだ保育児だったのですが、都内の保育園ではなかなか慣れなかったそうなんですよ。
ところが佐渡の保育園ではすぐに慣れてしまったと嬉しそうに話してくれました。
最終日に帰りたがらず、佐渡の保育園を離れたくないって言うくらいだったそうです。

佐渡島のゲストハウスとして、Perchは存在感が大きい。
オーナーの伊藤さんが言うように、宿泊やバーやコワーキングを利用されるお客様の声を聞きながら、新しいものを追加していくPerch。
伊藤さんは宿だけに限らず、佐渡文化を外へ発信する試みも仲間と共に行なっている。
このPerchは佐渡で活動する多くの方の寄り合いの場であり、島外の方にとっては過ごしやすい憩いの場所として、今後もその成長が楽しみです。

インタビュアー
株式会社Tomody 佐渡支店長
坂元 竜一

2022年11月に佐渡市に移住
同年佐渡のサイクルイベントに2度出場し、佐渡の自然と離島ならではの土地に魅力を感じて栃木県足利市から佐渡市に移住する。
東京都水道橋に本社を構える映像配信プラットフォームベンチャー企業である株式会社Tomodyの佐渡支店「StudioKURA」の管理・運営を任される。
佐渡では映像配信スタジオ運営と、佐渡に関する事を取材し、記事や動画にしながら活動している。
ガジェット紹介系YouTuber 「UZUMAX」としての活動も継続中!

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