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佐渡の雄大な自然に触れてリフレッシュ! 気軽に散策できるスポット特集
朱鷺が舞う島で、透き通る海の波音や、木々のざわめきに耳を傾けて。
佐渡はデジタルデトックスにもってこい! 雄大な自然に触れて、全身で佐渡を感じてみませんか?
ライター:棚村 麗乃 たなむら れいの
新潟市出身。何の気なしに訪れた佐渡の魅力にハマり、2021年に移住。 佐渡市地域おこし協力隊として両津地区のイベント企画・運営に従事し、SNSでは「両津のたなちゃん」として佐渡の日常を発信。現在はイベント業や広告業などを中心に活動しながらも、いつも何をしているかわからない人として両津の裏町をさまよっている。
大野亀・二ツ亀
トビシマカンゾウの群生地として、地元住民も訪れる佐渡有数の名所
両津港から車で約1時間。「二ツ亀」は日本の「快水浴場百選」に選ばれた佐渡随一の透明度を誇る海水浴場です。「沖の島」と「磯の島」という二つの島の姿が、二匹の亀がうずくまっているように見えることからその名が付けられました。潮の満ち引きで景色が変化する二ツ亀は、時間帯で岸から島まで歩くこともできます。
二ツ亀から車で5分程進むと、「トビシマカンゾウ」の群生地として名高い「大野亀」に到着。日本で山形県の飛島と酒田海岸と佐渡の三箇所にしか咲かないとされている花で、鮮やかな黄色が特徴です。標高167mの一枚岩が海に向かって突き出している姿が亀に見えることからこの名前が付けられました。
大野亀には食事や休憩ができる「OONOGAME LODGE」があり、季節の地魚が楽しめる定食や、ソフトクリームが人気です。
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」二つ星として掲載された「大野亀・二ツ亀」は、外海府エリアの二大シンボル。
体力に自信のある方は二ヵ所を繋ぐ片道1.6kmの「二ツ亀自然歩道」にもチャレンジしてみてくださいね。
加茂湖一周
冬には大ぶりの牡蠣、夏にはマリンアクティビティも楽しめる新潟県最大の湖
新潟県でもっとも大きな湖が佐渡にあることをご存知ですか?
周囲約17キロメートルにおよぶ「加茂湖」は元々淡水だった湖です。湖の氾濫を防ぐために開削し、海とつなげ、汽水湖となりました。
雄大な大佐渡山脈から流れる綺麗な水と海のミネラルが豊富な加茂湖は、牡蠣の養殖が盛んに行われており、湖岸には牡蠣小屋が並んでいます。
手のひらサイズに育つぷりぷりの牡蠣は、冬の楽しみのひとつ!
直売店や牡蠣をコース料理で楽しめる小屋もあります。
加茂湖は周囲を遊歩道やサイクリングロードが整備されているので、ウォーキングや、レンタルバイクでツーリングを楽しむことも。起伏も少なく、自転車では約二時間で回ることができます。アクティビティを楽しんだ後には日帰り温泉で汗を流せるのも嬉しいポイントです!
「椎崎公園・加茂湖展望の丘」から四季折々の景色を楽しんだり、SUPやウェイクボードなどのマリンスポーツを楽しんだりと、魅力溢れる加茂湖はぜひ再注目していただきたいスポットです。
⼤佐渡⽯名天然杉遊歩道
力強い巨木に圧倒! 気軽に日帰りハイキングを楽しもう
樹齢300年の天然杉の迫力を間近に体感するなら「⼤佐渡⽯名天然杉遊歩道」へ。
5月下旬~11月上旬のみ解放される山道で、遊歩道入口まで続く「和木登山口」駐車場までは、両津港から車で40分ほどの道のりです。
純粋に佐渡の自然の中でハイキングを楽しむことはもちろんですが、ここでは道中、特徴的な形をした巨木にご注目を。佐渡の積雪や季節風の影響で湾曲した幹や枝が、折れることなく上へ上へと伸びる姿の力強さたるや! ひんやりとした樹皮に触れると、自然のパワーが身体に流れ込んでくるようにも感じます。
⼊り⼝側から順に「象⽛杉」「四天王杉」「⼤⿊杉」「家族杉」「⽻⾐杉」と名づけられたそれらは、木々の形と照らし合わせると名称の理由に気が付くはず。
ウッドチップが敷き詰められている遊歩道は歩きやすく、季節の山野草などを楽しみながらでも1~2時間で下山できる気軽なコースです。
天気が良い日には展望台から大野亀や新潟県の離島である粟島を見ることも。
木漏れ日が差し込むここで、ゆっくりと昼食やおやつを楽しむのもいいですね。
宇賀神社
約600段の階段を登った先の絶景は必見! 白蛇を祀るパワースポット
宇賀神社は、両津港から車で10分ほど南下したところにある両尾(もろお)地区の海岸線の小山の上に鎮座する神社です。
全国的にお稲荷さんとして人々の間で最も親しまれている倉稲魂命(うかのみたま)が祭神で、商売繁盛、五穀の生育や起源にまつわる神とされています。宇賀神社では、神様のお使いに弁財天の宝冠中にある白蛇が選ばれていることにちなんで、鳥居の色が白色なのが特徴。稲をモチーフにした神紋を掲げた、同じく白色の神社幕が社殿を飾っていました。
山頂へは麓の駐車場からひとつめの鳥居をくぐり、杉と竹藪の間の約600段ある石段を登らなくてはいけないため、足腰に自信の無い方はご用心。
約15分ほど登ると、手水舎の左手に拝殿を見ることができます。
海・山・棚田を同時に見下ろすことができる展望台からの景色は、まさに登り切ったご褒美!
拝殿は無人ですが、拝殿の扉を開くと御朱印や絵馬、御守りなどをキャッシュレス決済のPayPayでも購入することができます。3月25日の例祭や二年参りには参拝祈願者でにぎわう宇賀神社。佐渡にお越しの際はぜひ足をお運びください。
紅葉山
紅葉のグラデーションが美しい! 海を見下ろす紅葉山公園で幸福の鐘を鳴らそう
秋が深まると地元の方も足を運ぶ「紅葉山」は、佐渡有数の紅葉の名所です。
標高593mの「女神山」と、標高497mの「男神山」の南斜面一帯は「紅葉山公園」へと連なり、遊歩道を散策しながら赤や黄色に色付いた木々を楽しむことができます。
紅葉したカエデの仲間には、ヤマモミジ、ハウチワカエデ、イタヤカエデなど数種があり、中にはノコンギクをはじめとしたキク科の植物や、キッコウハグマなどの希少種も見られます。
また、紅葉山のある多田地区は、土佐の国から流された三助と、能登の国から来たお菊が出逢い、佐渡で初めて稲作を始めたという言い伝えがあり、女神山と男神山には、お菊と三助がそれぞれ祀られています。
紅葉山公園の「鏡池」から向かって左が女神山、右が男神山。
紅葉公園から見下ろす越佐海峡を渡り、愛する人と結ばれたふたりのご利益にあやかり、展望台の「幸福の鐘」を優しく鳴らしてみてください。
新穂ダム
桜の名所としても名高い、朱鷺の舞うダム湖畔でのんびりと過ごす
新穂ダムは、朱鷺の里として有名な新穂地域の田畑に水を引き、土地を潤すための施設です。佐和田ダムや小倉川ダムなど、佐渡の農地を潤すダム群のひとつとして、「にいがた農業水利施設百選」に選ばれています。
新穂市街から車で約10分ほどの場所にあり、春には2,000本の桜が咲き誇る花見スポットとして、地元民からも人気の場所! ほとりには、佐渡では珍しいダム湖畔のトイレ・炊事場のある無料キャンプサイトがあり、バーベキュー会場としても使用できます。
駐車場に建つ鉄塔の先に目を向けると、巨大な朱鷺のモニュメントの姿が。
この朱鷺は、はるかかなたの中国大陸陝西(シェンシー)省の方角を向いていて、そこには当時、世界で唯一野生の朱鷺が生息しており、鉄塔は佐渡での朱鷺の野生復帰と繁殖を祈って建てられたのだそうです。
放鳥から15年以上が経ち、現在では500羽を越えた野生の朱鷺。
新穂ダムでもその姿が見られるかもしれませんね。
周囲にはダムを一周できる遊歩道があり、道中、牛の守護神として篤い信仰を集める「大日堂(おおひるめ)神社」があります。
ドンデン高原
運が良いと雲海も! 美しい山野草を愛でながら佐渡トレッキングに挑戦
ドンデン高原は、三つの900m級の山を合わせた高原一帯のことを指し、アオネバコースをはじめとする9種類のトレッキングコースは、初心者から経験者まで楽しめると人気のスポットです。
また、高山植物や花も豊富で「新・日本百名山」や「花の百名山」にも数えられており、カタクリの大群生やシラネアオイ、フクジュソウなど、「花の島」を堪能できる場所としてもおすすめ。
大佐渡縦走トレッキングコースのほぼ中間部に位置する「ドンデン高原ロッジ」には宿泊や食事・喫茶、キャンプサイトなどの提供もあり、山に登らなくても佐渡の自然を満喫することができます。気候条件が良ければ、対岸の本州にそびえる弥彦山や妙高山などの山並みを見ることができるほか、早朝には雲海、夜には満天の星空を楽しめますよ。
ドンデン山荘まで登る道はクネクネとした急勾配の道になるため、運転にあまり自信のない方は両津港からアオネバ登山口とドンデン山荘へ向かう「ドンデンライナーバス」をご利用ください。
蓮華峰寺
花の浄土はここにあった! 由緒ある寺院の庭園で散歩を楽しむ
佐渡島南部の小比叡(こびえ)にある蓮華峰寺(れんげぶじ)は、弘法大師(空海)によって建てられたと伝えられている新義真言宗智山派の寺院です。
1200年以上の歴史があり、近年ではアジサイの名所として知られています。
「蓮華峰寺を花の浄土にしよう」という檀家の総代さんの想いから始まり、現在では17種類以上、約7000株のアジサイが咲き誇る見事な景観となりました。
広い境内には国指定の重要文化財「弘法堂」「金堂」「骨堂」をはじめ、県重要文化財、16もの国の有形文化財など、歴史ある多くの建物とともに遊歩道を散歩できます。
アジサイの見頃は例年6月下旬から7月上旬。
同時期には唐門近くの池の蓮も見頃を迎えるので、池の中央に設けられた東屋で絵画のような景色をお楽しみください。





































