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佐渡はウォーターアクティビティの宝庫!あなたはどれにチャレンジする?

佐渡はウォーターアクティビティの宝庫!あなたはどれにチャレンジする?

ライター:渡邉 萌 わたなべもえ(月刊にいがた、さどぼん編集部)

新潟のグルメや注目スポット、イベントなど地域をクローズアップするローカルマガジン「月刊にいがた」、佐渡の観光ガイドブック「さどぼん」の編集者。新米ライターとして、日々先輩の背中を追いかけながら絶賛修行中。今回の佐渡取材では、贅沢にも5つのウォーターアクティビティを体験!行き帰りのフェリーも合わせて水上三昧。いい旅(仕事)だったなぁ。

周囲をきれいな海に囲まれた佐渡は海や湖でのアクティビティが大充実!今回は佐渡に来たらぜひチャレンジしてほしい5つのウォーターアクティビティの体験記をお届けします。私が全ての水遊びを体験してきたので、そこで感じたことをレポートしますね。そして、島でのアウトドアを楽しむための拠点施設にも行ってきました。美しい海や加茂湖と一体になれる非日常の時間は本当に最高です!

シーカヤック(Show by Jaws)

まるでアドベンチャー! 達者海水浴場を出発して、洞窟や入り江を大冒険

シーカヤックのおもしろさは海面に浮かんでいるかのような目線で、岩場の洞窟をくぐったり、岩場に隠れた海の生き物たちを見つけたり、たくさんの発見があるところ。さあ、佐渡の海を楽しみましょう。

  • 相川地区の達者海岸でウォーターアクティビティ体験を提供するShow by Jaws(ショーバイジョーズ)では、シーカヤックを体験することができます。佐渡の海の透明度を体感するにはもってこいのアクティビティ。水に濡れてもいい服装とサンダルで参加しましょう。

  • まずはライフジャケットを着用し、インストラクターさんからパドルの扱い方を教えてもらいます。

  • さっそく海に入って浅瀬で漕ぎ方のレッスン。基本的な前進や方向転換など、パドルを駆使(?)して自分なりに漕いでみます。うまくできているか少し不安ですが、なんとか進めているようなので大丈夫。

  • 数分間練習したら、いざ海へ! 徐々に水深が深くなっていくことにドキドキしつつ、ターコイズブルーの海にうっとり。一番深いところでは水深10mにもなるそうです。人生初めてのカヤックですがしっかり進んでいてひと安心。岩場にとまっていたウミネコの大群に凝視されていたので少々緊張気味(笑)。こんな景色が迫ってくると、佐渡の雄大な自然に圧倒されます。

  • 自然にできた岩場のトンネルが出現。アドベンチャー感満載で感動!このトンネルを通り抜けた先にはどんな景色が広がっているのだろうと気持ちがワクワクしてきます。インストラクターさんを先頭に、一緒にツアーに参加したほかの参加者のみなさんと声を掛け合いながらカヤックは進んでいきます。

  • 岩場を抜けると波消しブロックのない外海。目の前には水平線が広がり、開放感があります。時折パドルの手を休めてリラックス。何もしなくても、穏やかな波に揺られて気持ちよく進んでいきます。気分はまるでゆりかごのよう。この目線からしか見られない景色を記念にパシャリ。あ、スマートフォンの防水ケースは必携ですよ!

  • 小さな入り江に到着。今いる場所が海とは思えないほど静寂に包まれています。聞こえるのはカヤックを漕いだときの水のチャプチャプ音だけ。海の中を覗くと、岩場に隠れたウニや小さな魚たちが見えました。「このウニを全て捕獲したら総額いくらに?」と考えてしまったり(笑)、海の生き物たちに癒されたりしながら小休憩をして体力も復活。帰りもまた違った景色が楽しめます。

  • このシーカヤック体験を運営しているのが、達者集落出身の若きインストラクター・岡部健太郎さんです。関東からUターンして2022年の4月に「Show by Jaws」を立ち上げ、シーカヤックやサップのツアーを企画・運営しています。「達者の海は透明度が高く、岩場があるので景色の移り変わりが楽しめます」と岡部さん。地域を盛り上げながらも観光客を呼び込む、まさに「商売上手」! シーカヤックは運動に自信がなくても心配はいりません。海の美しさと海に浮かぶ楽しさをダイレクトに楽しむことができるのでぜひ一度体験してみてください。

Show by Jaws(ショーバイジョーズ)

加茂湖SUP(サードフィールドさど)

初心者は落水覚悟!? 水の上をすべるように加茂湖の景色を満喫しよう

SUP(サップ)は、ボードの上に立ってバランスを取りながら水面をすべるように進むので、体全体を使うことが大事なアクティビティ。運動にある程度自信がある人はもちろん、私のような初心者や運動に自信がない人も楽しめます。仲間と楽しく加茂湖での水遊びをしたい人にオススメ!

  • 両津港から程近い場所にある加茂湖は、県内最大かつ国内の離島にある湖の中で最も大きい面積を持つ湖。そんな加茂湖でぜひ挑戦したいアクティビティがスタンド・アップ・パドルボード、通称SUPです。佐渡での野外アクティビティを提供するNPO法人サードフィールドさどで体験することができます。

  • ライフジャケットを着用して、いざ加茂湖へ着水! ボードと繋がったバンドを足首に巻くので、万が一落水してもボードから離れてしまうことはありません。スマートフォンを防水ケースに入れたら、いざ出発。

  • まずは膝立ちで漕いでみます。これならなんとか大丈夫。パドルの扱い方はシンプルで、前進するときは前から後ろにかけて、方向転換や後退するときは後ろから前にかけて水をかきます。目線を遠くにして、腕をしっかり伸ばすことがポイントです。

  • しばらく進んで慣れてきたら、生まれたてのシカのようにプルプル震えながらもなんとかスタンドアップ。若干の恐怖心からへっぴり腰に(笑)。慣れるまでは落水しないよう、体幹を使うことに必死になってしまいます。見渡せば佐渡の山々が広がっていて、とても素晴らしい景色! 加茂湖は淡水と海水と混ざっている汽水湖なので、小さなクラゲがぷかぷか漂っていました。

  • 10分くらい漕いでいると少しずつ形になってきました。ここは加茂湖の入り江で、ほとんど風がなくて波も穏やか。聞こえるのは風のせせらぎと虫の声。とても静かで癒されます。運がよければトキを見ることもできるそうです。キョロキョロしていたら、入り江の陸地に小さな神社を見つけました。

  • ここでボードを降りて上陸し、休憩。白い鳥居が印象的な樹崎神社(きざきじんじゃ)という神社です。出発地点まで帰れるように手を合わせたおかげで、無事に落水することなく加茂湖でのSUP体験を満喫することができました!

  • NPO法人サードフィールドさどでマリン部を担当するのは部長の本間勝さん(右)と、インストラクターを務める息子の功太郎さん(左)親子。「SUPは水の上を歩くような感覚になれる、遊び心あふれるアクティビティです」と勝さん。日々の喧騒を忘れて、加茂湖の水面に身を委ねてみてはいかがでしょうか。

NPO法人サードフィールドさど

モーターボート(力屋観光汽船)

小木の海を颯爽と走るモーターボートにテンションアップ! お目当ての神秘的な青の洞窟は感動必至

小木港にある力屋観光汽船では、モーターボートやたらい舟などの体験ができます。食堂や売店もあるので、乗船体験と合わせて食事やお土産選びを楽しむことができます。

  • たらい舟のほうが有名だと思いますが、モーターボートにも乗船することができます。まずは「歓迎」と書かれたレトロ感満載の乗り口ゲートで記念撮影。港の雰囲気も相まってワクワクしてきます! このモーターボート体験のお目当ては、佐渡の青い洞窟としても知られている「竜王洞」(りゅうおうどう)です。

  • 船に乗り込むと運転手さんがエンジンスタート。一気にスピードアップして、あっという間に港が遠ざかっていきます。最高時速は40キロ。モーターボートならではのスピード感はまさに爽快。船に揺られながら、どんどん沖に出ていきます。

  • 果てしなく広がる水平線と青い空。海風を全身で感じながら、大迫力の波しぶきを横目に青の洞窟に向かって進んでいくモーターボート。どこに座っても特等席です。運転手さんの説明を聞きながら、小木の海を満喫。この日は晴れていたので、遠くに本土が見えました。

  • 港を出てからわずか7分ほど。いよいよ大本命の「竜王洞」に近づいてきました。近くで見れば見るほど、透き通った海が美しく、岩場の間を進みながらのクルーズはまさに非日常の体験。佐渡でのウォーターアクティビティの中でも、世代を問わずに楽しめるのがこのモーターボート乗船です。私が体験したのは約20分の琴浦洞窟コースで、とても満喫できました。

  • 青く澄んだ「竜王洞」に到着! モーターボートで洞窟の中まで入ることができます。透明度が高いので海の底まできれいに見えるのです。波によって浸食された独特の地形や日光の入り方がなんとも神秘的。お子様やお年寄りも安心して海を楽しむことができるのでオススメです!

力屋観光汽船(りきやかんこうきせん)

  • 住所
    佐渡市小木町1935
  • 電話番号
    0259-86-3153
  • 営業時間
    9:00~16:30(4月~11月下旬運航。4月は事前予約が必要)
  • 乗船料
    1艇(5人まで)5,000円~
  • 駐車場
    あり

たらい舟(力屋観光汽船)

佐渡観光の大定番! 大きなたらいに乗ってどんぶらこ~♪

佐渡での代表的なアクティビティといえば、やっぱりたらい舟。新潟県出身の人なら、修学旅行で佐渡に訪れた際に乗ったという人も多いのではないでしょうか。「子供の頃に乗ったよ」というあなた! 大人になった今だからこそ、もう一度乗ってみてはいかが? なんだかんだいって楽しいですし、初めての佐渡旅なら必ず体験してほしいことのひとつです。

  • たらい舟は島内の3か所で体験できますが、今回おじゃましたのは小木港の力屋観光汽船。

  • 船頭さんと記念撮影! この大きなたらい舟は、なんと大人が11人(500kgまで)乗っても沈むことはないのだそう。ただのたらいじゃありません。今でこそ観光の一環で知られていますが、元々は「磯ねぎ漁」というれっきとした漁で用いられる舟。小木半島には今も20隻ほど、現役で活躍しているたらい舟があるそうです。

  • 港のなかをどんぶらこ~、どんぶらこ~と揺られながら進みます。当たり前ですが、船頭さんの操縦はゆったりとした心地いい進み具合が絶妙でほれぼれします。櫂(かい)を左右均等に動かしながら、円を描くように漕いでいきます。海中を覗くと手を伸ばせば届きそうな距離にサヨリやクラゲが泳ぐ姿が見えました。

  • 今度は私が操縦させてもらえることに! 櫂はたらいの先にあるロープで固定されていて、その範囲で左右に動かして前進します。船頭さんが漕ぐとスムーズに進んでいたのに、私がやってみると左右均等に漕ぐのは至難の業。

  • マスクをしていても、笑顔が素敵な船頭さんたち。たらい舟に乗っているときの船頭さんとのトークもすごく楽しい時間ですし、元気がもらえます。ひと息つきたいときにも大定番のウォーターアクティビティです。

力屋観光汽船(りきやかんこうきせん)

  • 住所
    佐渡市小木町1935
  • 電話番号
    0259-86-3153
  • 営業時間
    3月1日~10月25日は8:30~17:00、10月26日~11月25日は8:30~16:30、11月26日~2月28日は9:00~16:00
  • 乗船料
    大人700円、子ども(4歳以上)400円
  • 駐車場
    あり

海中透視船(尖閣湾揚島遊園)

海の中を眺めながら乗船できる観光船! フィヨルドのような壮大な景色も見応え抜群

島内でも有数の景勝地として知られる尖閣湾。まるでノルウェーの有名な地形・フィヨルドを彷彿とさせる独特な切り立った岩場は海の上だけではなく、水中まで続いています。そんなユニークな尖閣湾を海中透視船に乗って巡ってみましょう。

  • 乗船券を買って、乗り場まで石段を下っていきます。途中、松の木の間から遠くに海中透視船が見えました。この下は崖になっていて少しスリリング。

  • 下っていくと、いきなり真っ暗な洞窟が出現。探検しているかのような通り道に胸が高鳴ります。開けた先に海中透視船らしき船が見えてきました。

  • 乗り場へ到着! たくさんのウミネコたちがお出迎え(?)してくれました。船頭さんに案内され、いざ乗船。海の透明度が高く、たくさんのクロダイが泳いでいるのが見えました。

  • 「これはいつの時代から使っているの笑!」と思わず突っ込んでしまう昭和の雰囲気あふれるレトロな船内アナウンスに耳を傾け、迫力ある尖閣湾の断崖を眺めながら船は進んでいきます。船底にある透視ガラスを覗くと魚影を発見! ついつい夢中になって写真を撮ってしまいます。尖塔状の地形は海底まで続いていて、船が進むにつれて水深が深くなったり浅くなったりする変化もおもしろいです。尖閣湾揚島遊園の海中透視船は、ダイナミックな尖閣湾の地形と海の中を見て、聞いて、楽しめるウォーターアクティビティです。

  • 尖閣湾揚島遊園の田村平人さんに尖閣湾の魅力を聞いてみました。「相川の海は日本の夕日百選と渚百選に選ばれています。海がドーンと深くなったり急に浅くなったりしている地形はここでしか見られないですし、おもしろいですよね。海中公園にも指定されているので、観光ツアーで訪れる人も多いです」とのこと。その言葉の通り、田村さんからお話を伺ったすぐあとに大勢の観光客の方々が!

  • 尖閣湾揚島遊園では、食事を楽しんだりお土産を買ったりすることができます。ほかにも、園内にはローカルな水族館やフォトスポットなどもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

尖閣湾揚島遊園(せんかくわんあげしまゆうえん)

  • 住所
    佐渡市北狄1561
  • 電話番号
    0259-75-2311
  • 営業時間
    8:30~17:30(季節によって異なる)
  • 乗船料
    大人1,100円、小学生550円(入園料含む)
  • 定休日
    無休(天候などにより海中透視船が運休の場合あり。海中透視船は3月中旬~11月中旬運航)
  • 駐車場
    150台

佐渡アウトドアベース

島内のアウトドア拠点! ウォーターアクティビティの予約から外遊びに必要なグッズの貸し出しもOK

佐渡アウトドアベースは、ウォーターアクティビティの予約をはじめ、アウトドアグッズの販売やレンタサイクルの貸し出しなどを行なう複合施設です。

  • 場所は佐渡の玄関口・両津港のすぐ近く。島内アウトドアの拠点として機能しています。サイクリング、シーカヤック、キャンプ、釣りなど、島ならではの外遊びのためのガイドの手配やツアーの申し込みができます。ここで予約ができるウォーターアクティビティは、加茂湖や佐和田の海で体験できるシーカヤックとSUPです。

  • こちらは新潟県内に展開する人気アウトドアショップ・WESTのサテライトショップ。ウォーターアクティビティをはじめ、キャンプやトレッキング、フィッシングなどに必要なレンタルグッズを豊富に揃えています。機能性はもちろん、ファッション性も兼ね備えたアイテムばかりなので気分も上がります。

  • スポーティなレンタサイクルがズラリ。自転車レンタルもしています。スポーツバイクはもちろん、ぐんぐん進む電動自転車からかわいらしい折り畳み自転車まで多種多様。島内での移動距離や過ごし方によって選べるので便利です。車でのドライブとはまた違った、自転車ならではの景色が楽しめます。

  • また、カフェ機能もあるのが佐渡アウトドアベース。驚きのボリュームのハンバーガーや、佐渡産リンゴジュース、佐渡焙煎のコーヒーなどを味わうことができます。

  • こちらは1日5食限定の『まってでっけぇハンバーガー』(2,000円)。分厚いパテが3枚サンドされたボリューミーなハンバーガーは写真映えも間違いなし! ほかにもホットドッグやソフトクリーム、ドリンクなどを提供しているので、船の待ち時間を過ごすための場所としてもおすすめです。

佐渡アウトドアベース(さどアウトドアベース)