1. 佐渡概要
  2. 食・特産品

佐渡とは

食・特産品

農産物

お米

島の中央に広がる国中平野を中心として、山裾の中山間地や海岸地域などで、佐渡特有の温暖な気候と清らかな水、ミネラルを含んだ潮風など大自然の恵まれた環境の下で栽培されるお米は、新潟県で魚沼と並ぶトップブランドとして知られています。中でも、2008年からスタートした「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」にそった栽培方法で作られたお米は、農薬や化学肥料を通常の半分以下に抑えることや、田んぼの小さな生き物たちを育む農法であることなど、厳しい基準をクリアしたブランド米「朱鷺と暮らす郷」として佐渡市が認証している安全、安心なお米です。

お米

しいたけ

佐渡の原木栽培でじっくり育てられた生しいたけは、肉厚で香りが際立ち、しかも食物繊維が豊富で低カロリーであると言われています。乾しいたけ(ほししいたけ)は、肉厚で傘が明るいと言われています。

しいたけ

果物

おけさ柿

渋柿の「平核無」と「刀根早生」という品種が栽培され、甘くてジューシーな佐渡を代表する特産品です。種が無いので食べやすく、とろけるような舌触りが特徴で、ビタミンCをたっぷり含んでいます。渋抜きをしたさわし柿の他、干し柿、柿酒や柿ワイン、シャーベットなど様々な楽しみ方があります。

ル レクチエ

西洋梨の一種で、「幻の洋梨」「西洋梨の貴婦人」とも呼ばれています。甘い芳醇な香りと高級感たっぷりの甘さ、それでいて、適度な酸味にとろけるような舌触り、やわらかめの果肉は一度口にしたら忘れられない西洋梨の最高峰です。

ビオレ・ソリエス

フランスが原産の果肉がやわらかく糖度が20度以上にもなる黒イチジクです。流通量が多くないため、「幻の黒いダイヤ」と呼ばれています。

その他

リンゴ、みかん、キウイ、スイカ、ブドウ、サクランボ、メロン

  • おけさ柿
  • ル レクチエ
  • ビオレ・ソリエス
  • その他

畜産

佐渡は子牛の産地としても有名で、多くの佐渡牛は競りによって有名ブランド産地で成牛へと育ちます。佐渡で育った成牛が佐渡牛となりますが、数が少なく非常に貴重ではありますが、島内のホテルや飲食店でも食べることができます。

畜産

海産物

南蛮エビ

甘エビとも呼ばれていますが、新潟ではその鮮やかな赤色と形が赤唐辛子(南蛮)に似ていることから、「南蛮エビ」と呼ばれ親しまれています。とろりとした口当たりと甘さが際立ち、刺身や鮨ダネとして人気があります。

南蛮エビ

ズワイガニ

日本海の冬を代表する味覚。佐渡沖では紅ズワイガニ、ズワイガニ、毛ガニが獲れます。中でも佐渡沖で水揚げされたズワイガニを海洋深層水で短期蓄養した活ズワイガニは、身が締まって甘みが増すと評判です。

ズワイガニ

イカ

スルメイカ、スミイカ、ヤリイカなど年間を通して獲ることができます。刺身はもちろん、うまみをギュッと濃縮した一夜干しもおすすめです。

イカ

ブリ

夏の間に北海道沖まで回遊したブリは、水温が下がってくると産卵のために南下し始めます。佐渡の両津湾の定置網で最も早く水揚げされ、10キログラム以上の大ブリの中から漁師の目利きで厳選されたブリが船の上で血抜きされ、海洋深層水の氷で急速冷却したものが「佐渡一番寒ブリ」として出荷されています。

ブリ

カキ

冬が旬のマガキは真野湾や加茂湖で育てられ、やや小ぶりながら味の良さには定評があり、カキ鍋やカキフライなどの料理で楽しめます。夏が旬の岩ガキも絶品です。

カキ

その他

春はワカメ、モズク、岩のりなどの豊富な海藻が採れ、夏はアワビ、サザエなどが獲れます。特に佐渡の荒波で育った海藻類は佐渡ならではのお土産としても最適です。

  • その他
  • その他

加工品

地酒

佐渡には5つの酒蔵があり、それぞれ個性を活かした酒造りが行われています。佐渡の豊かな自然が育んだおいしい米と清らかな水から生まれる日本酒は淡麗辛口のスッキリした飲み口が特徴です。

地酒

いごねり

海藻のエゴ草をトコロテンのように煮詰めて固め、そばのように刻んでネギやワサビなどの薬味をつけ醤油をかけて食べます。さっぱりとした磯の香りが楽しめる佐渡の代表的な郷土料理です。

南蛮エビ

沢根だんご

佐渡を代表する和菓子として有名な「沢根だんご」は一口大の団子で、うるち米を蒸してついた皮にこしあんが入っています。口当たりも非常に良く、金山が栄えていた江戸時代から沢根の銘菓として親しまれています。

沢根だんご

乳製品

ミルク工房「イル・クオーレ」では新潟県内で唯一ナチュラルチーズを製造・販売しています。クリーンミルク生産農場の生乳を原料としたバターやチーズなど、佐渡の新しいお土産品として注目されています。

乳製品

へんじんもっこのソーセージ

「へんじんもっこ」とは佐渡の方言で「頑固者」の意味を表します。 ゲゼレ(職人)が作り出す極上の生サラミは、2005年ドイツのコンテストSUFFAで国際チャンピオン(総合優勝)をはじめ 本場ヨーロッパで数々の賞を受賞しています。

へんじんもっこのソーセージ

佐渡天然ブリカツ丼

ブリはもちろん、お米や衣に使う米粉、そしてタレまで徹底的に「佐渡産」にこだわったご当地グルメです。「大漁旗をつける」などのルールが決まっており、市内の参加店で味わえます。

佐渡天然ブリカツ丼

佐渡市伝統料理レシピ集「さどごはん」

2016年4月、佐渡各地に伝わる伝統料理(郷土料理)を1冊にまとめたレシピ集「さどごはん」が発刊されました。 市内各エリアの健康推進員さんのご協力のもと、レシピ集め、レシピの再現〜編集と、6年の時間をかけて1冊に仕上げました。全220ページに188のレシピを収録するほか、だし汁のとり方、野菜の切り方、箸の使い方を収録し、家庭における伝統料理の継承と食育の推進にも役立ててほしいという願いが込められています。 市内図書館(郷土史コーナー、一般の料理コーナー)に設置しているほか、1冊1,800円(税込)で販売しています。 ぜひご覧下さい。

さどごはんページ