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竹のサイクルラック設置!自転車にやさしいっちゃ佐渡島
佐渡島では「佐渡サイクルステーション」以外にも、サイクリストの期待に応えて、自転車を傷つけにくい、しなやかでやさしい木材によるサイクルラックを島内に設置しています。自転車を通じて佐渡の竹やアテビ等の自然・文化に触れてみませんか。
~竹のサイクルラックができるまで~
実は佐渡には古より竹が豊富で、竹細工や竹刀づくりなど伝統的な産業として発展してきました。
しかし近年は人口減に伴い、余剰となった竹林は時として景観の悪化や電線に掛かるなどの影響を及ぼしてきました。
そこで佐渡市では、サイクルステーションを設置している新潟県と共同し、竹の間伐材等の佐渡産の木材を活用し、サイクルラックを製作することにしました。協力いただいたのは妙照寺の竹林の間伐材を利用してラックを製作する「佐渡木材工業協同組合」さんです。
しかし、いざ作ってみると、長さや高さ、木材の厚みや竹の使い方による強度など、あるべきラックが定まりません。
そこでユーザー目線での助言を得るため、島内で活躍する競技団体である「ゴールデンアイビス」の選手や、「佐渡サイクリング協会」、ラック設置場所として考えられる「ホステルたつみや」「有限会社尖閣湾揚島観光」に集まっていただき、複数の試作品を見ながら意見交換をしました。

吉井木材工業様の工場にて試作品を見ながらの意見交換の様子①

吉井木材工業様の工場にて試作品を見ながらの意見交換の様子②
以下のような、様々な意見を反映していきました。
- 高額な自転車を掛ける際に鉄などの金属より木材の方が傷つけにくい安心感が良い
- 竹が長すぎるとしなりが大きく不安
- ラックに掛けて前輪が地面に着く程度の高さが良い
- 自転車をかける部分が太すぎると引っかけにくい
最終的に2種のラックを製作することにしました。
一つは自転車を掛ける部分を妙照寺の竹、これを支える脚の部分を佐渡産の杉を活用したもの。もう一つは佐渡の木であるアテビを活用したものです。切ったばかりの竹は青々としていて、アテビは近づくと良い香りがします。

作成した佐渡の木であるアテビのサイクルラック

作成した佐渡産のスギと竹のサイクルラック
構想から3か月を経て、ついに完成式典でお披露目となりました。式典には佐渡市長や新潟県の地域振興局長、そして佐渡木材工業協同組合様をはじめ、意見交換に参加されたゴールデンアイビスの選手や、サイクリング協会様も参加。ラックは市の博物館等の公共施設に設置し、サイクルステーションと合わせて利用頂くことで、より多くのサイクリストが利用できる環境を目指すことにしました。
佐渡では自転車で佐渡を一周するロングライド大会、トライアスロン大会などの競技をはじめ、最近は外国人も自転車で島を走る姿を見かけます。
サイクリストを歓迎する島、そして自転車を通じて佐渡の竹やアテビ等の自然・文化に触れることができる島にぜひお越しください!

きらりうむ佐渡での完成式典の様子①

きらりうむ佐渡での完成式典の様子②
