佐渡の旅
モデルコースのご案内

棚田

棚田を巡る旅

  • 出発
    津神神社

    佐渡東海岸の大川集落は江戸時代から廻船の港として栄え、廻船問屋が軒を連ねた土地柄。津神神社は、北前船の航海安全・商売繁盛の神として、また集落の心の支えとして鎮座してきました。かつては集落背後に安置され、現在地には元禄期以前に移転と伝わります。赤い津神橋を渡った奥に、海の神・住吉三神を祀る本殿が佇んでいます。

  • 車で約5分
    目的地B
    赤亀岩

    「赤亀・風島なぎさ公園」の海水浴場から望む鉄石英の赤い大きな岩。中央部に空洞のある奇岩で、亀の親子が寄り添っているようにも見えます。「昔、水津の漁師が大時化に遭った際、大きな亀が現れ、船はその背に乗って港に戻った。亀は岩となり、村人たちは“赤亀”と名付けた」。そんな言い伝えが残る奇岩で、赤亀明神を祭る祠があります。

  • 車で約10分
    目的地C
    片野尾棚田

    海を臨む山間に全体で約20町歩ほどの大小の棚田が広がります。高い標高で生まれる昼と夜との寒暖差、山の清水、片野尾の人々の愛情がお米のおいしさにつながっています。また、佐渡の中でも最後の野生トキが生息した豊かな自然環境を誇る片野尾。ビオトープづくり、無農薬、減農薬のお米づくりに今もなお継続して挑戦しています。

  • 車で約22分
    目的地D
    月布施棚田

    集落内に7本の川が流れ、湧き水にも恵まれた月布施。そのため区画整理をしないで残った「隠し田」と呼ばれる小さな田んぼが散在します。自然の地形のまま、豊かな水が棚田一つひとつを潤します。田んぼの世話は島外ボランティアの応援も受けて地域で力を合わせて行っており、また、ビオトープ作り、生態系への取り組みにも尽くしています。

  • 車で約30分
    目的地E
    岩首養老の瀧

    佐渡一周道路から山道に入り、岩首川沿いに約1Km。赤い鳥居の先を5分ほど歩くと高さ29mの滝が流れており、不動明王が住む滝とも伝えられています。滝の水は、飲むと子宝に恵まれると言われています。手前には朱塗りの太鼓橋「滝見橋」が掛かり、木々の緑と美しいコントラストを見せています。

  • 車で約5分
    目的地F
    岩首昇竜棚田

    岩首地区の標高350mを超える山間に広がる棚田。江戸時代ごろから受け継がれたもので現在残る田んぼは460枚ほど。急峻な地形を活かしきる大小の変形田が、天空に昇る龍のようにつながっています。春先、水を張った棚田に朝日が差す光景は人々を魅了します。展望小屋からの眺望も見事。

  • 車で約35分
    ゴール!
    小倉千枚田

    畑野から多田に抜ける181号線沿い、小倉ダム近くの山の傾斜に小さな田んぼが並んでいます。佐渡の代表的な棚田で、江戸時代に金山の繁栄に伴う人口増加に応じて開墾されたといわれています。休耕田や荒廃田になりかけた時期を乗り越え、平成20年頃からは棚田オーナー制度を取り入れながら管理・保全活動に取り組んでいます。