佐渡の旅
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世阿弥の足跡を訪ねて

  • 出発
    紅葉山

    小佐渡の中央に並んでそびえる男神山と女神山は、佐渡稲作の祖と言われる「三助・お菊」が祀られています。その南斜面一帯は紅葉の名所として知られ、紅葉山公園へと連なります。公園には散策しながら鑑賞できる遊歩道や展望台も完備。毎年10月最終日曜には、芸能鑑賞や秋らしい企画を盛り込んだ「紅葉山まつり」が開催されます。

  • 車で約15分
    目的地B
    長谷寺

    大和の「長谷寺」を模した古刹で807年弘法大師の開基。佐渡上陸後の世阿弥が立ち寄り「金島書」に記したゆかりの地でもあり、また、ボタンをはじめ“花の寺”としても有名です。弘法大師作の十一面観音立像3体(国の重要文化財)をはじめ、平安期の金剛力士像、五智堂など、歴史を物語る文化財を多数所有しています。また、県の天然記念物である三本スギや高野マキもあります。

  • 車で約12分
    目的地C
    大膳神社

    大和飛鳥路に例えられた田園風景に大膳神社が鎮座。地頭・本間山城守によって日野資朝、大膳坊が合祀され、正殿には御食津大神を祀ります。資朝の子・阿新丸が佐渡に渡り、親の刑死の無念を晴らした際、逃亡を助けた大膳坊は処刑。御坊の怨霊を鎮めるために、勧進されたとされます。1846年に再建された茅葺き寄棟造りの能舞台(県の有形民俗文化財)は、定能が盛んであった「国仲四所の御能場」の1つ。佐渡に現存する最古の能舞台と伝わります。現在も4月18日の祭礼には奉納能、6月には能と鷺流狂言が上演されています。

  • 車で約14分
    目的地D
    黒木御所跡

    1221年の承久の乱により佐渡に配流された順徳上皇の行宮跡。樹皮つきのままの木材で造営された粗末な宮は黒木御所と呼ばれました。現在の塚は、明治期に地元の川上賢吉氏の首唱により整備されてきたものです。昭和天皇の御手植えの松をはじめ多くの松が生い茂る敷地内には、斎藤茂吉や与謝野寛らの句碑、歌碑が立っています。

  • 車で約1分
    ゴール!
    正法寺

    1324年、和泉村城主・本間家の菩提寺として建立。世阿弥の配所としても知られ、お腰掛け石が残っています。鎌倉後期作とされる寺宝「神事面べしみ」は、県内最古の面。世阿弥が雨乞いの舞に使ったと伝わります。「本堂」「観音堂」「山門」なども国の登録有形文化財。6月には蝋燭の灯りによる「正法寺ろうそく能」がおこなわれます。