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鳥越文庫
小佐渡の山懐に広がる猿八地区にある図書館です。約2万冊の蔵書を寄贈したのは、古典芸能研究の大家で早稲田大学名誉教授の鳥越文藏氏。きっかけは猿八にIターンした西橋健氏。文弥人形で地域の活性に精力的に取り組む教え子に共鳴したものです。芸能・演劇関係のほか多彩なジャンルの書籍を収蔵しており、誰でも自由に閲覧できます。
国中エリア -
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小比叡神社
「蓮華峰寺」境内に隣接する旧鎮守で、明治時代に分離して神社となりました。石造明神鳥居と覆屋内にある本殿は国の重要文化財。鳥居には、1608年、佐渡代官(初代佐渡奉行)の大久保長安と弟の安政が檀那となり、同寺住職・快宥が建立との刻銘があります。茅葺の拝殿では、2月に豊作祈願の「田遊び神事」が行われます。
南佐渡エリア -
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北片辺棚田
潮風を受ける海岸段丘の上に棚田が連なります。海のミネラル分を豊富に含んだ風を受けて育つお米のおいしさは定評があります。背後の山々からの冷たい清水もお米の味を際立たせます。昔話「鶴の恩返し」のルーツは、ここ北片辺の民話「鶴女房」。素朴な民話が残る佐渡北部の地で、村人たちが丁寧に心をこめて米作りを行っています。
相川エリア -
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村雨の松
佐渡海上保安署の敷地内で、樹高19m、幹周り最大6mの見事な枝ぶりを見せています。かつては海上の船が目標にし、両津甚句にも歌われた大樹。「御旅所の松」、「御番所の松」と呼ばれた時代を経て、現在の名称は、明治期に佐渡を訪れた尾崎紅葉が、波のしぶきに濡れた松を「村雨に濡れる風情あり」と詠んだことに由来。県の天然記念物。
両津エリア -
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明治紀念堂
日清戦争で戦死した佐渡出身兵士40余名の忠魂を慰めるために「得勝寺」の本荘了寛師が義援金を集めて建立、1902年に落成。のちに日露戦争、シベリア事件、満州事変の英霊も合祀。書家・吉田晩稼による「明治紀念堂」の遍額が掲げられ、堂内には大山巌元帥、勝海舟、東郷元帥の揮毫が掲げられています。敷地内には「ロシア水兵の墓」も立っています。
国中エリア -
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大崎白山神社能舞台
山あいの風景のなかを羽茂川沿いにさかのぼる大崎地区。鎮守・白山神社が宮本寺と隣接して建っています。端正に組まれた石垣が美しく、鳥居の先に鎮守の杜につつまれた拝殿が見えてきます。高度な精神文化を育んできた大崎地区を象徴するような静謐な空間です。また、大崎地区は、「ちょぼくり」「文弥人形芝居」など豊かな芸能を継承しており、能についても佐渡の中でも特に盛んな地域とされています。境内の能舞台は、寄棟造妻入の茅葺で、本舞台と後座からなります。鏡板には松と竹。鐘穴も備えています。舞台様式とともに能文化継承の功績により、市の文化財に指定されています。
南佐渡エリア -
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菜菜きて屋まの
”せいせい”とは佐渡弁で「何度でも」や「足繁く」の意味があります。採れたての安全安心でおいしい青果物を取り扱っています。また、フルーツ王国らしいリンゴジュースやケーキ、郷土のお菓子も扱っております。お気軽に、何度でもお越しください。
国中エリア -
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城ケ鼻灯台
佐渡一周道路で東海岸を南下すると野浦地区に見えてくる城ケ鼻岬。その小さな岬のトンネルの上、岩山に茂る木々の間から白い頭部を覗かせているのが「城ケ鼻灯台」です。高さおよそ11mの小柄な灯台で、初点は昭和41年。灯台まで直接つながる車道はなく、野浦集落の民家脇の表示から細い道をたどって5分ほどです。
両津エリア -
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小布勢神社
椿尾石工の作という歴史ある狛犬の先には、カシやタブなどが生育する広い境内。室町時代、西三川の地頭本間山城入道の建立と伝わります。ご神体は本殿裏にある石の柵に囲まれた御食石(みけいし)。神の降臨する場として神聖視されており、神事もこの石に対して行います。付近から「子持勾玉」なども発見され、古代祭祀遺跡としても貴重な存在です。
国中エリア -
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武井熊野神社
杉林の中にひっそりと建つ村社。1869年に建築された能舞台(県の有形民俗文化財)は、瓦葺き正面入母屋造り・背面切妻造りの舞台、瓦葺きの橋掛り、拝殿と兼用の「鏡の間」など佐渡における本格的な能舞台の造りで、梁の上にある蟇股(かえるまた)には「加具楽殿」の文字が1つずつ彫られています。
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智光坊
見事な彫刻に迎えられる真言宗の古刹。808年、空山を開山とし、本尊は千手観世音菩薩。山門の彫刻にみられる恵比須天は払鬼招福、とりわけ豊漁と海上安全守護の神として、深く信仰され今日に至っています。海上擁護の守護神・金比羅権現を祀る堂宇は、1833年に村山地区の棟梁・高野甚左衛門により建立。堂に施された彫刻群もまた訪れる人を圧倒します。馬堀法眼喜孝画伯が「倉崎恵比須天」を寄進。「佐渡七福神巡礼コース」の1つです。
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總社神社能舞台
緑豊かな吉岡地区に建つ神社です。佐渡国式内社九社の諸神を一堂に会した総社として、当初は佐渡国衙(檀風城址)近くに鎮座したもの。徳治2年(1307)吉岡地頭本間氏によって現地に移されたものと伝わります。境内には天満宮などの境内社のほか、明治中期頃の建築と推定される広い見所を備えた能舞台があります。 数多くの演能記録を持つ能舞台は切妻造妻入の桟瓦葺。本舞台と後座からなり、鏡板には松の絵が描かれています。橋掛りは鏡の間につながっています。社殿を正面とする舞台配置など佐渡の能舞台様式を有し、市の文化財指定。総社神社例祭宵宮では佐渡鷺流狂言研究会が伝承する県指定文化財・鷺流狂言が奉納されます。
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小泊白山神社能舞台
国道350号線に面して建っています。清掃された境内、手入れの行き届いた社殿が印象的。屋島で敗れた平宗清がこの地で祠を建てたのが始まりと伝承されています。小泊は隣接する真野地区椿尾とともに石工で栄えた土地。見事な狛犬に迎えられる境内には、各家庭の石臼を集めて奉納した石臼塚があることでも知られています。 平成22年(2012)に修復が行われた能舞台が社殿向かって右に配されています。本舞台と後座からなり、地謡座、貴人口、天井の鐘穴もあります。背面の鏡板には松、東側には竹が描かれています。橋掛りが鏡の間に延び、鏡の間は拝殿に接しています。能舞台は市文化財指定。
南佐渡エリア