- 観る
- 自然・景勝地
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植物 奇岩・怪岩
大野亀
標高167mの一枚岩が海に突き出している姿は圧巻。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』二つ星として掲載された巨岩です。あたりは50万株100万本ものトビシマカンゾウの群生地で、黄色い花が一面に広がる季節は多くの人が訪れます。花の見頃は5月下旬~6月上旬で、6月の第2日曜日は「佐渡カンゾウ祭り」で、鬼太鼓や民謡が披露されます。
両津エリア -
海
矢島・経島
穏やかな入り江に浮かぶ二つの島。矢島は良質の矢竹の産地で、『平家物語』で源頼政がヌエ退治に使った矢も矢島産と言われています。経島は日蓮の放免状を携えた高弟の日朗が嵐にあい漂着。読経して一夜を明かしたことから命名されました。二つの島を赤い太鼓橋がつなぐ美しい景色の中で、たらい舟の乗船体験ができます。
南佐渡エリア -
海 奇岩・怪岩
竜王洞(青の洞窟)
変化に富んだ琴浦の洞窟群のなかでも竜王洞は“佐渡版青の洞窟”と呼ばれる佐渡最大の溶岩洞窟です。イタリアの青の洞窟と同様に、天気の良い日に太陽が差すと海の色が美しい青色に光って見えます。シーカヤックで奥へ進み、幻想的な光景を楽しむ体験ツアーも実施されています。 ※現在は周辺のがけ崩れのため、シーカヤックやモーターボートのツアーでのみ行くことができます。
南佐渡エリア -
海 奇岩・怪岩
宿根木・はんぎり
手作りの半切り(たらい舟)で巡る海抜ZEROの世界。古くより小木半島の人々の生活になくてはならない漁具であった半切り。佐渡の自然に育まれた杉と竹だけを使って、一艘一艘手作りで仕上げました。江戸時代にタイムスリップしたような宿根木の街並みを後ろに、長い時をかけて大地が創り出した、異世界感漂う岩場をゆったりと巡ります。地元・小木弁の船頭がご案内するecoでslowなクルーズです。
南佐渡エリア -
海
尖閣湾揚島遊園
「尖閣湾」の第5景「揚島峡湾」に建つ観光施設。展望台から、ダイナミックな景観を一望できます。周辺は「全国渚百選」にも指定されている海中公園。「海中透視船」(有料)で、湾内巡りと海中の様子が楽しめます。2023年にリニューアルした「あげしま海のでじたる館」や、ゆったりくつろげる2階の休憩スペースや売店、軽食堂も併設しています。
相川エリア -
海 奇岩・怪岩
二ツ亀
二匹の亀がうずくまっているように見える島。潮の満ち引きで景色が変わる。海水の透明度は佐渡随一を誇り、二ツ亀海水浴場は「日本の快水浴場100選」にも選ばれています。「大野亀」とともに、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星として掲載されています。
両津エリア -
滝・湖沼
加茂湖
周囲約17キロメートルにおよぶ加茂湖は、新潟県最大の湖。元来、淡水でしたが、明治期に湖水の氾濫を防ぐために開削し、海とつながり汽水湖となりました。湖岸は遊歩道やサイクリングロードが整備され、古くから歌にも詠まれた風情ある景色を楽しめます。また、昭和7年から始まったカキの養殖が盛んに行われています。
両津エリア、国中エリア -
奇岩・怪岩
弁慶のはさみ岩
県道45号線沿い、下相川の浜にある奇観。巨岩と巨岩の間に、くさび型の岩がすっぽりと挟まっています。その昔、佐渡弁慶ら山伏一行が相川から金北山へ修行に行く途中、待ち伏せした鬼が力比べを所望。その際に佐渡弁慶が投げ飛ばした岩が下相川の浜まで飛んできたと伝えられています。名奉行「鎮目(しずめ)市左衛門の墓」と佐渡金銀山関連資産の「吹上海岸石切場跡」が隣接しています。
相川エリア -
山 植物
大佐渡スカイライン
金井と相川をつなぐ全長およそ30kmの展望道路。最高地点の標高は900メートルを超え、真野湾、両津湾、国中平野、小佐渡山脈など佐渡全島を俯瞰できます。売店と展望デッキのある交流センター「白雲台」からの眺望は見事。初夏の新緑や秋の紅葉など四季折々の表情も見どころです。
相川エリア、国中エリア -
山 植物
ドンデン山
正式名はタダラ峰ですが、900メートル級の3つの山を合わせた高原一帯を「ドンデン山」と呼んでいます。頂の丸い山の意味「鈍嶺(どんでん)」に由来する通称が示すように険しい大佐渡山地のほぼ中央で、唯一穏やかな山容を見せています。あたりは高山植物や山野草の宝庫。「新日本百名山」や「花の百名山」に数えられ、春から初夏にかけてトレッキング客でにぎわいます。
両津エリア -
奇岩・怪岩
夫婦岩
「古事記」の国生み神話に由来するとされる大きな二つの岩。向かって右が夫の岩で高さ22.6m、左側が妻の岩で高さが23.1m。七浦海岸の波を受けて寄り添うように立ち、縁結びのご利益も期待されます。国生み神話の伝説として佐渡に伝わる「猫岩」「帆かけ岩」など周辺には岩礁が散在し、自然の造形美を楽しむことができます。
相川エリア -
海 奇岩・怪岩
尖閣湾
姫津から北狄まで約3㎞の海岸に広がる5つの小湾の総称。ノルウェーの「ハルダンゲル・フィヨルド」の峡尖美に似ていることから、尖閣湾と名付けられました。30m級の尖塔状の断崖が連なる景観が訪れる人々を圧倒します。一帯は海中公園となっており、揚島遊園の展望台からは全景が一望でき、遊覧船からは違った景色を楽しめます。
相川エリア -
山 植物
大佐渡石名天然杉
標高900m付近の天然杉を気軽に楽しめるのが石名天然杉の周遊コースです。遊歩道入口近くまで車で行くことができ、およそ650mの遊歩道沿いに、公募で命名された「象牙杉」「羽衣杉」などの巨木が枝を伸ばしています。強風と霧にもまれ奇抜な形となり、材木に適さない杉が伐採されずに残りました。中には樹齢300年を超えるものもあります。
相川エリア -
山
交流センター 白雲台
標高約850mに建つ山小屋風の建物。展望デッキから望む、両津湾、国中平野、小木半島などの大パノラマは感動的です。積雪による大佐渡スカイラン閉鎖にともない冬期は休業です。
国中エリア -
植物
牛尾神社
「潟上の天王さん」の名前で親しまれる古社。792年「出雲大社」より大国主命などを勧請して建立。再建された拝殿には鯉の泳ぐ姿や順徳上皇の物語絵など精緻な彫刻群が施され、当時の棟梁や名工たちの技術が偲ばれます。拝殿前の樹齢約1千年の御神木は、子授け・安産の杉として信仰されています。1901年に再建された瓦葺き正面入母屋造り・背面寄棟造りの能舞台(県の有形民俗文化財)は、定能が盛んであった「国仲四所の御能場」の1つに数えられます。演能の歴史も古く、室町期の能面「翁面」と「三番叟面」(県の有形文化財)が社宝として保管されており、毎年6月には例祭宵宮薪能が演じられています。
国中エリア -
岩首昇竜棚田
岩首地区の標高350mを超える山間に広がる棚田。江戸時代ごろから受け継がれたもので現在残る田んぼは460枚ほど。急峻な地形を活かしきる大小の変形田が、天空に昇る龍のようにつながっています。春先、水を張った棚田に朝日が差す光景は人々を魅了します。展望小屋からの眺望も見事。
両津エリア -
灯台
弾埼灯台
佐渡最北端、鷲崎地区の弾崎(はじきざき)にある八角形の灯台です。灯台守夫婦を描いた映画『喜びも悲しみも幾歳月』の舞台としても有名。設置されたのは1919年。以来100年近くも、島北部を航行する船舶の安全を守ってきました。
両津エリア -
奇岩・怪岩
人面岩(立岩)
真野から小木へと向かう越の長浜にそびえる高さ10mほどの奇岩。緑色を帯びた安山岩で、 遠くを見つめる人間の横顔に見えることから「人面岩」と呼ばれています。真野湾をバックにした記念撮影の人気ポイントでもあり、数ある佐渡の奇岩群のなかでもひと際、異彩を放つ存在として知られています。
国中エリア -
植物
長谷寺
大和の「長谷寺」を模した古刹で807年弘法大師の開基。佐渡上陸後の世阿弥が立ち寄り「金島書」に記したゆかりの地でもあり、また、ボタンをはじめ“花の寺”としても有名です。弘法大師作の十一面観音立像3体(国の重要文化財)をはじめ、平安期の金剛力士像、五智堂など、歴史を物語る文化財を多数所有しています。また、県の天然記念物である三本スギや高野マキもあります。
国中エリア -
海 奇岩・怪岩
千畳敷
相川町市街地の北端、下相川の海岸にある岩礁。平坦な広い形状から千畳敷と呼ばれ、古くから名勝地として知られています。堤防に向かって海の上を橋がかかっており、迫りくる日本海の波や岩礁の様子を眺められます。波が穏やかな日には遊歩道を散策する人の姿も見られ、近隣の人々の憩いの場でもあります。
相川エリア -
海 奇岩・怪岩
小木海岸
小木の城山台から沢崎の神子岩まで連なる、約16kmの海岸線。古い火山活動により形成された変化に富む景観は「佐渡小木海岸」として国の天然記念物及び名勝。矢島経島、南仙峡、枕状溶岩台地の沢崎など多くの景勝スポットを擁します。また、岩礁地帯において小回りのきく「たらい舟」による磯ネギ漁でも知られています。
南佐渡エリア -
海
津神神社
佐渡東海岸の大川集落は江戸時代から廻船の港として栄え、廻船問屋が軒を連ねた土地柄。津神神社は、北前船の航海安全・商売繁盛の神として、また集落の心の支えとして鎮座してきました。かつては集落背後に安置され、現在地には元禄期以前に移転と伝わります。赤い津神橋を渡った奥に、海の神・住吉三神を祀る本殿が佇んでいます。
両津エリア -
灯台
沢崎鼻灯台
県道45号佐渡一周線の終点付近、小木半島突端の沢崎鼻に建つ灯台です。昭和3年(1928)に光が点り、現在のものは昭和62年築の2代目。佐渡を訪れた歌人・与謝野晶子(1878-1942)が沢崎鼻灯台を詠んだ歌を残しています。24.2mを超える佐渡一の塔高で島の南西端の海を守ります。
南佐渡エリア -
海 奇岩・怪岩
平根崎の波蝕甌穴群
「尖閣湾」の北部、平根崎海岸の岩盤斜面約500mにわたる無数の円形の穴。海水の渦紋浸食によってできた国内最大規模の甌穴群で、国の天然記念物。穴の中には小石が入り込んでいるのが見られ、波の作用で回転しながら浸蝕を早めます。沖あいの海中からは温泉が湧き出しており、ダイバーに人気のスポットとしても知られています。
相川エリア -
灯台
姫埼灯台
佐渡で初めての灯台として、1895年に点灯しました。現存する日本最古の鉄造りの灯台で、その歴史的・文化的価値を認められ「世界灯台100選」にも選ばれています。 青空に映えるエレガントな白い姿も必見。近くの「姫崎灯台館」は、貴重な資料の展示館になっています。
両津エリア -
小倉千枚田
畑野から多田に抜ける181号線沿い、小倉ダム近くの山の傾斜に小さな田んぼが並んでいます。佐渡の代表的な棚田で、江戸時代に金山の繁栄に伴う人口増加に応じて開墾されたといわれています。休耕田や荒廃田になりかけた時期を乗り越え、平成20年頃からは棚田オーナー制度を取り入れながら管理・保全活動に取り組んでいます。
国中エリア -
滝・湖沼
乙和池
大佐渡スカイラインの大平高原付近、道路沿いの案内板から林道を600mほど入ると、ブナやミズナラの林に包まれて「乙和池」が神秘的な姿を見せています。深山の天然池として、周囲の自然林と共に貴重な乙和池は、県の天然記念物。池の中には、日本最大級の高層湿原性浮島があり、アメリカマンネンゴケ、カタマリスギゴケなど20余種の植物が生育しています。浮島の中央には、浮揚の役目を持つと言われるハート型の穴が開いておりロマンティックな趣も漂います。池の主「大蛇」に見初められて入水した美しい娘「おとわ」の伝説がこの名称の由来となっています。
国中エリア -
海 奇岩・怪岩
長手岬
七浦海岸の中央に位置する岬で、平らな岩場が続く景勝地。隆起海岸の特徴を持つ岬一帯は「佐渡弥彦米山国定公園」に指定されています。渚には奇岩が点在し、変化のある海岸美を形成。磯遊び、海水浴、シュノーケリング、釣りに人気のスポット。大海原に沈む夕日の素晴らしさでも知られています。
相川エリア -
植物
法乗坊のエドヒガン
「大崎そばの会」で知られる羽茂大崎地区の桜の巨木。法乗坊跡地で茅葺屋根の建物に寄り添うように枝を拡げています。樹齢は250~260年と伝わり、根元周り6.9m、樹高21m、枝張りは東西南北ともに26mにおよびます。地元の人々からは「法乗坊の種蒔き桜」と呼ばれ、農作業の目安として親しまれています。
南佐渡エリア -
海 灯台
佐渡大埼灯台
観光施設「尖閣湾揚島遊園」敷地内に建ち、遊歩道で容易にたどり着けます。初灯は昭和39年。荒々しい岩肌と白い灯台の対比が織りなす景観は、想像以上の美しさ。映画『君の名は』で知られ、灯台はロケ地「まちこ橋(遊仙橋)」の手前に位置します。橋は佐渡屈指の景勝地「尖閣湾」を一望する展望台へと続きます。
相川エリア