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梨の木地蔵
真野地区豊田から小佐渡山脈をこえる県道65号線(旧赤泊街道)。梨の木峠の地蔵堂に子どもの病気平癒祈願の地蔵菩薩が安置されています。心願成就のお礼に納めるのが小さな「みがわり地蔵」。小法師とも呼ばれる地蔵が今では何千、何万という数となりお堂を囲んでいます。毎年8月24日は地蔵まつり。前夜はおこもりして真言を唱えます。
国中エリア -
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日吉神社
地元では“山王さん”と呼ばれ親しまれている神社。配流となった順徳上皇のために、1226年、随臣・池清範が近江の「日吉大社」を勧請したのが起こりとされます。「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿像など、いたるところに木製や石像の「神使いの猿」がいます。4月の例祭は3日間におよぶ大規模なもの。
国中エリア -
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達者海岸
安寿と厨子王の姉弟が母と生き別れになる悲話『山椒大夫』。この地は、成長した厨子王と佐渡で盲目となった母が再会し、互いの「達者」を喜んだとされる場所。母の目を治した湧き水を祀る「目洗い地蔵」も地区の人々が大切に守っています。景勝地、尖閣湾の一角にあり、おだやかな入り江を形成する海岸は、佐渡を代表する海水浴場です。
相川エリア -
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城山公園
海を望む小高い丘にある城山公園。坂道を上りきると広大な景色が広がります。園内には遊歩道、休憩所、展望台、小木ゆかりの尾崎紅葉の句碑があります。2月上旬から4月上旬に咲く約3,000本のツバキはじめ、500本の桜、サツキ、アジサイなど季節の花々が咲き誇る公園は小木地区の人々の憩いの場として親しまれています。
南佐渡エリア -
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時鐘楼
相川市中の時報は、佐渡奉行所内の太鼓により1709年に始まったといわれます。初の「時鐘」は、佐渡奉行・荻原重秀の命により1712年、佐渡の出銅で鋳造。1871年頃まで町民に時刻を知らせたのち中断していましたが、近年になって再び朝夕撞かれています。煉瓦壁は旧裁判所のもので、中は佐渡版画村美術館となっています。
相川エリア -
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ときの郷ゴルフクラブ
佐渡唯一の18ホールを擁する本格コース。眼下に真野湾を眺望するアウトコースは、フェアウェイのうねりが戦略性を高めます。多彩なアンジュレーションが待ち構えるインコースは、バンカーや林帯の巧みなレイアウトが特長的。小佐渡の丘陵に建つクラブハウスの素晴らしいロケーションも魅力です。
国中エリア -
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ダイビングサービス F.WAVE
ダイビングはその日の海況にあったポイントへと案内、また大佐渡山脈を中心としたトレッキングツアーも行っています。講習もエコツアーも「少人数で楽しく丁寧に」がF.WAVE流です。4月~11月には、「佐渡汽船両津ターミナル」2階に受付デスクを設置、アウトドア用品のレンタル&販売もしています。
両津エリア -
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実相寺
一谷(いちのさわ)の配所に移った日蓮聖人が、毎朝この丘に立ち、妙法を唱えたと伝わります。境内には郷里安房の両親をしのびながら朝日を拝む「思親」の銅像や「袈裟掛けの松」「御手清水」などが点在するほか、樹齢1000余年の巨木「三光の杉」(市の天然記念物)が枝を伸ばしています。
国中エリア -
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幸丸展示館
旧寺泊町で、親子3代にわたり回船業を営んだ「長谷川勘右ェ門家」の和船で、小木に寄贈されたもの。昭和36年まで現役として佐渡海峡を往復しており、寺泊から日常雑貨、小木から竹・木炭・薪を運搬していました。長さ19.1m、幅3.8m、帆柱の高さ13.0mの堂々とした姿で、往時の海運業の隆盛をいまに伝えています。
南佐渡エリア -
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二宮神社
もとは順徳上皇の第二皇女・忠子女王誕生に際し鎌倉幕府によって築かれた仮殿の場所で、野菖蒲が咲き乱れる様子を見た順徳上皇が菖蒲殿と命名されました。18歳で亡くなった忠子女王を祀り、のちの後深草天皇の時代に「二宮大明神」として社殿が築かれたといわれます。境内には忠子女王の遺髪を祀った「菖蒲殿」と宮内庁管轄の御墓所があります。また社殿の南東には木々を背にした茅葺き寄棟造りの能舞台が建っています。
国中エリア -
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大蓮寺
1421年、羽茂城主・本間氏の菩提寺として建立された曹洞宗寺院。山門は上杉景勝によって落城した羽茂城(県史跡)の東門で、消失をまぬがれて移築したもの。江戸時代には歴代佐渡奉行や役人が宿泊する本陣の役目を担いました。境内には江戸の仏師による「五百羅漢堂」、秘仏マリア観音を祀る「観音堂」、福徳円満の敬仰を集める「布袋堂」などが点在。馬堀法眼喜孝画伯が「天澤布袋尊」を寄進。「佐渡七福神巡礼コース」の1つです。椿寺の名前で親しまれています。
南佐渡エリア -
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片野尾棚田
海を臨む山間に全体で約20町歩ほどの大小の棚田が広がります。高い標高で生まれる昼と夜との寒暖差、山の清水、片野尾の人々の愛情がお米のおいしさにつながっています。また、佐渡の中でも最後の野生トキが生息した豊かな自然環境を誇る片野尾。ビオトープづくり、無農薬、減農薬のお米づくりに今もなお継続して挑戦しています。
両津エリア -
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大安寺
慶長11年(1606)、初代佐渡奉行・大久保石見守長安が創建した寺。山門へ登る長い石畳が美しく、本堂には「三つ葉葵」の寺紋を掲げています。長安が自分のために生前に建立した「逆修塔」、黎明期の佐渡金銀山の開発に努めた河村彦左衛門の供養塔「五輪塔」があり、両者は国指定の史跡。佐渡奉行所役人の墓も数多く残ります。 墓地の背後には、佐渡市の天然記念物に指定されているみごとなタブの林があります。鉱山発展による急激な都市化は、相川の自然を大きく変化させました。その中で変わらぬ原植生を伝えているのが寺や宮の森。大安寺の鬱蒼とした自然林も、タブの巨木・ヤブツバキ・マサキなど多くの植物が生育しています。
相川エリア -
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両津カトリック教会
江戸期、佐渡に伝わったとされるキリスト教。両津カトリック教会は、1879年、フランス人宣教師ドルワール・ド・レゼーによって創設されました。1883年に焼失しましたが、1887年、ド・ノアイ宣教師により再建されました。設計は日本の教会堂を数多く手がけたパピノ神父よるのものです。
両津エリア -
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城の山公園
港に向かって突き出た小高い丘の上。赤泊城主・本間参河守高頼が築いたとされる戦国末期の城跡が公園として開放されています。「城の山公園展望台」は、「民話の里・赤泊」の展示館でもあり、民話の場面を表現した銅像を各階に設置しています。5階展望室からは、眼下の赤泊港、越後連山を望み、緑深い背後の山々まで、360度の大パノラマを楽しめます。
南佐渡エリア -
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鎮目市左衛門の墓
鎮目市左衛門は、桃山~江戸時代初期の武将。関ケ原の戦いでは徳川家臣として活躍。1618年に佐渡奉行に着任後、さまざまな施策を実行し、金銀山の復興に尽力した名奉行として名を残しました。お墓はその業績をたたえ、1845年に建てられたものです。奇観「弁慶のはさみ岩」と佐渡金銀山関連資産の「吹上海岸石切場跡」が隣接しています。
相川エリア -
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春日神社
能楽師出身である佐渡代官(初代佐渡奉行)の大久保長安により、相川春日崎に春日神社が建てられたのは1605年で、1619年に現在の場所に移されました。1645年に能舞台が建てられ、佐渡で初めて神事能が奉納されます。現在の舞台は、羽茂滝平の諏訪神社から譲られ、2006年に移築。春日神社建立400年を機に地元住民の熱意により実現したものです。毎年数回の薪能をはじめ、いろいろな催しが行われています。
相川エリア -
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日本最後のトキ餌付けの地
1967年、西三川に舞い降りた1羽の野生トキ。トキ観察員の宇治金太郎さんは、毎日毎日、声掛けをして見守り、餌付けに成功します。やがて保護されたトキは宇治さんの名前をとって“キン”と名付けられ、トキ保護センターで36年の生涯を閉じました。石碑は餌付けに成功した宇治さんと日本の野生で生まれた最後のトキであるキンを偲んで建てられたものです。
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加茂神社能舞台
天仁2年(1109)の源義綱(加茂次郎)の佐渡配流を端緒とし、義綱が元服した京都山城国・加茂神社の分霊を勧請し創建されたと伝わります。その後現在地への移転を経て、元禄7年(1694)に再建。拝殿の奥にある本殿は佐渡では珍しいサヤ掛けが施されています。鶏を「使わしめ(神のつかい)」とする神社でも知られ、建物に鶏の木鼻が見られるほか、「鶏大絵馬」(市指定有形文化財)はじめとするいくつかの鶏の小絵馬が奉納されています。 また、中原の若一王子神社、竹田の大膳神社、潟上の牛尾神社とともに「国仲四所の御能場」といわれた由緒ある演能の場。神社裏手には佐渡を代表する独立型の能舞台があります。8月に加茂神社夜能が行われます。
国中エリア -
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長安寺
831年の開基と伝えられる久知河内集落の古刹には木造阿弥陀如来坐像と銅鐘が収蔵庫に眠っており、どちらも国の重要文化財。木造阿弥陀如来坐像は平安後期の作といわれています。銅鐘は13世紀頃に若狭(福井県)の海底から引き揚げられ、のちに長安寺に寄進されたと伝えられています。日本に47口のみ現存する通称・朝鮮鐘の1つであり、新潟県内では唯一の現存例。総高107.5cm、口径61.2cm。精緻な意匠の龍頭や唐草模様が目を引きます。
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両津大川
東は姫崎から西は仏崎にいたる約2.5kmの間、およそ50戸で形成される大川集落。この地を有名にしているのは、「大川屋外版画美術館」とも言われる版画群。家々の外壁のいたるところに、地元の人々による版画作品が飾られています。テーマは、大川の暮らし。力強い一枚一枚に思わず足が停まります。
両津エリア -
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称光寺
宿根木集落の奥にひっそりと佇む古刹で、1349年、佐渡最初の時宗寺院として開基。1717年の棟札が残る山門は、宿根木でもっとも古い建築物。古くから渡海弁財天を安置し、水難除けの守護神、技芸上達の福神として信仰されてきました。馬堀法眼喜孝画伯が「渡海弁財天」を寄進。「佐渡七福神巡礼コース」の1つです。宿根木出身で精密な世界地図を作成した、幕末の蘭学者・柴田収蔵の墓があります。
南佐渡エリア -
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堀記念 金井能楽堂
世阿弥の配所として知られる金井地区の能楽堂。年間を通して、演能や様々な催しが開催されています。屋内の舞台は三方を観客席が囲む配置。6m四方の檜舞台、10m前後の橋掛かり、老松を描いた鏡板から成っています。旧金井町名誉町民・堀治部夫妻の旧宅跡に建ち、夫妻のふるさとへの多大な貢献を顕彰して銅像が建てられています。
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菓子舗 きすけ
地元に根付いた老舗の菓子店舗。昔ながらのまんじゅう、焼菓子、定番・新作のケーキ等色々取り揃えております。
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安寿塚(鹿野浦)
森鷗外の『山椒太夫』で知られる安寿と厨子王の物語。佐渡にはまた違う物語が伝わっており、安寿伝説が残る地がいくつかあります。母と再会しながらも安寿が息絶えた場所と伝わる外海府の鹿野浦もその一つ。南片辺トンネルを過ぎ、鹿ノ浦トンネルを出た海側の田んぼのなかに安寿塚が見えてきます。
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英国機着陸記念塔
終戦直後の1946年1月、高千村入川(現佐渡市入川)にイギリスの軍用輸送機「ダコタ」が不時着。5ヶ月前まで敵国だった英兵たちを受け入れた高千の人々は、彼らとともに浜に石を運んで仮設の滑走路造りを行います。40日後、「ダコタ」は無事に飛び立ちました。この史実を記念した石碑が「高千小中学校」前に建っています。
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安寿塚(畑野)
『安寿と厨子王』の伝説が2つに分かれて残る佐渡。畑野は、母と姉弟が再会を果たし京へ帰る途中、安寿が息を引き取ったとされる地。愛用の櫛などの遺品を埋めた跡に建てられたと伝わるのがこの塚です。古くより、豊作祈願、縁結び、眼病平癒に霊験のある場所として崇敬を集めており、夏に安寿天神まつりが開催されています。
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本光寺(泉)
日興上人に帰依した日性上人により1310年開山。順徳上皇の行在所である「黒木御所跡」近くに建ちます。順徳上皇が京都から持ち込んだ4体の仏像のひとつ「木造聖観音立像」(国の重要文化財)を寺宝とし、さらに、日蓮上人の高弟であった日興上人筆の「曼荼羅」(市の有形文化財)も有しています。
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新穂銀山
トキ放鳥地点の奥山に位置し、「鶴子銀山」とほぼ同時期に採掘が始まったと推測される銀山で、別名「滝沢銀山」。江戸時代の記録や絵図が残されているものの、発見された年代が不明であり謎の多い銀山です。今は住む人も少なくなった山中ですが、往時は「滝沢千軒」と呼ばれるほどの賑わいをみせていました。「百枚間歩」「黄金間歩」などの遺構が残ります。
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禅長寺
赤泊港を背にゆるやかな坂道を上る高台の真言宗の寺。827年頃の創建と伝わります。33年に一度のご開帳の本尊・聖観世音菩薩は初代宮田藍堂による蝋型鋳仏です。京極為兼6年間の寓居で知られ、祈願叶って1303年に帰京した為兼に因んで、奥の院の秘仏は“帰郷観音”の名で信仰されてきました。また、馬堀法眼喜孝画伯が「京極毘沙門天」を寄進。「佐渡七福神巡礼コース」の1つです。知恵と武勇を備えた神、また財宝・福徳を司る神として今も根強い信仰を集めています。
南佐渡エリア